開催速報 ： プレ大会の与件は生成AIの国際会議の日本への誘致

コロナ禍を経た世界で、これまで以上にMICEが果たす役割・効果への注目が高まっている。わが国においても新たな時代への対応とさらなる国際競争力強化を実現するべく、業界のプレゼンスを高めるとともに優秀人材を巻き込み、産業としての変革への取組みが求められている。

このような中、（株）MICEジャパン／ MICE Plus Institute、（株）DMC 沖縄で構成するJAPAN MICE Challenge実行委員会は、3月8日（ 金）、日本有数のユニークベニュー・ガンガラーの谷（沖縄）で「JAPAN MICE Challengeプレ大会」を開催した。

「JAPAN MICE Challenge」 は、大学生・専門学生等にMICE業界の未来と成長可能性を示し、キャリアの始発点としてMICE 業界を選択するきっかけとなる機会創出を目的とするわが国初のMICEピッチコンテスト。将来的には企業インセンティブ（誘致）・国際会議（誘致）・展示会（立ち上げ）の3 部門構成で全国から選抜された学生が競う、MICE 業界における各領域の横断・連携を実現する「MICE 業界の甲子園」をめざす。

「コンベンションの企画・運営業」が日本標準産業分類に例示明記され、2024年4月からの施行が決定したことを受け、仮想の国際会議の日本への誘致を与件としたプレ大会。開会にあたり主催者を代表して金田祥吾 JAPANMICE Challenge実行委員長 兼 審査委員長が登壇し、「MICEは、組織の経営戦略を実行する手段。顧客起点のビジネス展開が求められる成長市場で、次の世代の台頭、業界の底上げが求められている。この機会に世界に飛び出すチャンスを掴んでほしい」と挨拶。

その後、4 チームのプレゼン、審査員による質疑応答、ネットワーキングレセプション・表彰式が展開された。学生視点での誘致提案プレゼンテーションは、多くの参加者がデジタルネイティブなZ世代のクリエイティビティ、プレゼン力に加え、着眼点、調査力を評価。

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