月刊「MICEJAPAN」

2024年8月号
注目のMICEデスティネーション 台湾

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国際MICE誘致に力を注ぐ「MEET TAIWAN」
台湾経済部国際貿易局( InternationalTrade Administration=TITA)が主催する「MEET TAIWAN」は、2009年に制定されたMICE産業の発展を積極的に推進するプロジェクトで、"OPEN
ARMS"を合い言葉に、会議、インセンティブ旅行、カンファレンス、展示会など国際的なMICEを台湾に誘致する目的を持って展開している。「MEETTAIWAN」では、①目にするのは...「造物主の筆によって生み出された壮大な大自然と、台湾文明の絢爛な軌跡」、②嗅ぐのは...「自然によって醸し出される芳醇な香りと、探究心を誘う魅惑的な香り」、③味わうのは...「味覚を刺激する絶品の料理と、長く受け継がれてきた文化の饗宴」、④耳にするのは...「時を超えた多様性が奏でるアンサンブル
と、時空を超えた積極的な対話」、⑤迎え入れるのは...「世界各地から集まる最新の知識と、エリートたちとの交流で作る理想のネットワーク」、⑥切り開くのは...「異業種との提携と、無限の可能性を持った商機」といった台湾でのMICEを成功に導くためのテーマを掲げている。

今回のFamでは、台湾西部のMICE回廊沿いにある台北、南港、桃園、台中、台南、高雄を巡るツアーとなった。これらのエリアには、台湾を代表する主要なMICE会場があり、大規模な国際MICEを開催するための機能が整えられている。

また、大規模展示会場である南港展覧館で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2024」を見学したほか、台中の自転車ミュージアム、新竹の半導体ミュージアム、ダイナミックな開発が進む高雄のアジア新湾地区など、台湾の産業クラスターの宝庫も訪問した。

さらに、台湾の多様で豊かな地域文化もMICEビジネス客を誘致する上で重要な役割を果たしており、今回は、台湾初の多目的ドーム球場の「台北ドーム」、かつて日本の煙草工場だった敷地を利用して建設された「松山文創園区」、1624年にオランダ人の手によって建設された「安平古堡」、世界最大のステンドグラスアートがある高雄の「美麗島駅」など文化的な雰囲気が漂う施設も見学した。

 


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