月刊「MICEJAPAN」

2024年6月号
札幌市が(仮称)新展示場整備事業者選定 15,000㎡の展示場

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1984年に札幌初の本格的な展示場として開館して以来、札幌市の産業振興に大きく寄与してきた「アクセスサッポロ」。「札幌市の経済活性化を推進するためには、市内における展示機能を強化することが必要である」とする札幌市は、アクセスサッポロを取巻く環境の変化や立地する大谷地流通業務団地が抱える課題への対応策として、アクセスサッポロに替わる新たな展示場の整備を推進。

民間事業者のノウハウを活用したPFI手法により整備を進める(仮称)新展示場のコンセプトは、北海道・札幌の経済をリードする新たな「産業交流拠点」、豊かな都市文化を育む「賑わい創造拠点」、地域の安心・安全を支える「防災拠点」、新たな時代を見据えたデジタル技術や環境基準に対応した展示場である。

2027年9月1日の供用開始をめざす札幌市では、昨年7月に実施方針等を公表。8月に入札を公告、今年1月の提案書等の受付を締切り、本年3月、(仮称)新展示場整備事業者を決定、審査講評および提案概要を公表した。なお事業者は施設整備、維持管理、SPC運営管理等の業務に当たるが、各業務の実施にあたっては、札幌市が別途選定する運営者との連携・調整を図る。

事業者として選定された大林組グループ(代表企業:(株)大林組/構成企業:岩倉建設( 株)、(株) 田中組、(株) 東洋実業/協力企業:(株) 大建設計)の提案概要は以下の通り。
○事業実施方針
北海道・札幌の経済活性化や持続的成長を推進する「次世代産業交流拠点」として、
• 主催者・出展者・来場者が求める快適性・利便性・滞留性に優れた「何度も選ばれる展示場」
• 風致地区の特性を活かした環境重視型のサステナブルな「Nearly ZEB展示場」をつくり、施設運営者と緊密に連携して産業イノベーション促進や新たな賑わい創出に貢献します。

 


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