月刊「MICEJAPAN」

2022年12月
国際平和都市・広島に大型グローバル・ホテル「ヒルトン広島」がオープン

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広島駅から車で10分、広島市のメインストリートである平和大通りにほど近く、徒歩圏内に世界遺産の原爆ドームや平和記念公園を擁する好立地に「ヒルトン広島」が誕生した。ヒルトン広島は日本では20軒目、中国・四国地方初のヒルトングループホテルで、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツブランドとしては世界で600軒目のホテルだ。

穏やかな瀬戸内の海のブルーをアクセントに、紅葉のグラフィックアートや備前焼の湯飲みなど、家具やアメニティにもさりげなく瀬戸内の魅力を感じさせる造りの420室(うちスイート16室)の客室は、ベーシックタイプでも35 ㎡以上を確保。4つのレストラン&バーでは、食材の宝庫広島の美味をヒルトンらしくモダンにアレンジして提供。ホテル最高層階のエグゼクティブラウンジ(約250㎡)では、絶景を眼下に朝食や夕方のカクテルが楽しめる。ほかにもプール・ジム・サウナを有するフィットネスセンター、中国・四国地方初のスパ・トリートメントルーム「Spa by L'OCCITANE」、婚礼施設等を有する。

そして、最先端の機能・設備を備えた中国・四国地域最大規模の1,000名以上を収容可能なボールルームを含む20の会議・宴会施設が稼働する「ヒルトン広島」は、2023年5月の主要国首脳会議(G7サミット)開催決定を機に、MICEデスティネーションとしてのさらなる知名度アップを狙う国際平和都市「広島」の機能をさらに強化する待望の大型ホテルだ。

100年以上にわたるその歴史の中で築かれた顧客との信頼をベースに進化を続け多様なMICEを成功に導いてきたヒルトン、そして瀬戸内地域の価値の最大化をめざすDMOの(株)瀬戸内ブランドコーポレーションとのパートナーシップにより始動した「ヒルトン広島」への期待が高まる中、営業推進担当副総支配人 佐藤 広幸氏に、MICEデスティネーションとしての広島の魅力とヒルトン広島、ヒルトンブランドのかけ合わせが生み出す新たな価値について聞いた。

MICEデスティネーション広島×ヒルトンブランド

佐藤氏は「ヒルトン広島では予約開始のかなり前から多くの問い合わせを頂戴しており、ヒルトンブランドに寄せる大きな期待を感じています」とし、その問合せは、「地域住民の祝事から地元企業の集会や講演会、さらに学術会議や国際会議と多岐にわたる」という。大型MICEに対応するグローバル・ホテル「ヒルトン広島」の誕生は、「MICE都市としてあらゆるMICEを受け入れる素材が揃ったと言えるのではないか」とコメント。一方でインバウンドビジネスは国際線の就航状況に大きく左右されることから、「世界の各都市から広島へのアクセスのさらなる利便性向上に向けた動向を注視しています」と、商業と観光の主要都市・広島のポテンシャル、未来に向けた可能性を見据えている。

機能的な施設
ヒルトン広島では2階・3階に会議・宴会施設が集中して配され、主催・運営側にも参加者側にも機能的なつくりだ。ボールルーム(2階)は立食で1,040名、正餐で700名を収容する中・四国地域最大規模で、3分割使用も可能で多様なニーズにフレキシブルに対応する。また、ゆったりとした564㎡のホワイエスペースも魅力だ。さらに各所に配備されたコンセントは、参加者が休憩中にパソコンやスマートフォンを充電できるようにと配慮されたもの。一般客と隔離する宴会場専用のエレベータ2基のほかエスカレータもあり、動線計画も万全。またバックヤードには乗用車を上げられる大型エレベータが完備され、すでに乗用車の展示会も行ったとのこと。

 


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