月刊「MICEJAPAN」

2022年6月
画期的な処理が行える映像制作プラットフォーム「KAIROS」をシーマが導入

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映像・音響・照明機器のシステム設計・施工・運営・保守までをトータルで手掛ける㈱シーマ(本社:大阪府吹田市、堤 裕成 社長)は、このたびPanasonic製のIT/IPプラットフォーム「KAIROS(ケイロス)」を導入し、MICEイベントなどへの展開を開始した。

シーマは、1961年の設立以来、その時代の設置・運営環境に応じた機器の提供やシステム設計を積極的に行うプロフェッショナルカンパニーである。

今回導入した「KAIROS」は、画期的な映像処理が行える新しいコンセプトとアーキテクチャーを備えたライブ映像制作プラットフォームで、MICE主催者の要望に応じた海外の中継映像や会場のカメラ映像、さらにスライドなどを画面にレイアウト送出できるなど、ライブ映像制作に求められる現在のニーズに対応する機能を備えている。

大規模MICEイベントや企業式典などでは使用される映像素材が増加傾向にあり、従来のハードウェアスイッチャーでは合成などの演出をあきらめなければならないケースが発生している。

この課題を、GPUの能力範囲内であれば、制限なくME数やKEY数を扱えるマルチレイヤー構成の「KAIROS」なら解決でき、高度な演出と、円滑な進行を実現することが可能となる。

「KAIROS」の主な特長として、①ソフトウェア「Kairos Creator」により、各地で撮影した映像やパワーポイント資料の画面などをあらゆるレイアウトで出力可能、② 1台の「KAIROS」に複数台接続することで複数人による同時オペレーションが可能なため、自由なエフェクトや映像効果、複雑なレイヤー合成を実現、③別会場でのオペレーションや、オンライン会場での開催が可能で、会場へ行かず全国どこからでも参加できるため、従来以上の参加率が望める、④別会場からのオペレーションにより、TV放送で行う高度なエフェクト・映画処理に対応でき、オペレーションスタッフの移動時間の短縮、スマートな運営、大幅な経費削減を実現、⑤大規模学会などでのオンライン参加や遠隔地からの発表者のオペレートにも対応可能、などとなっている。

 


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