月刊「MICEJAPAN」

2026年5月号
名古屋がMICE開催地に選ばれる理由を探る

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名古屋がMICE開催地に選ばれる理由を探る
「MICE担当者向けファムトリップ in 愛知・名古屋」

グローバルMICE都市の「名古屋市 愛知県」エリアにおいて、去る1月20日(火)~ 21日(水)の2日間にわたり、愛知・名古屋MICE推進協議会主催による「MICE担当者向けファムトリップ in 愛知・名古屋」が東海旅客鉄道㈱(JR東海)と連携する形で実施された。参加者は、MICE主催者・企画者など約30人となった。


愛知・名古屋MICE推進協議会は、国際会議・企業ミーティング・インセンティブ旅行など、さまざまなMICE誘致とその支援に取り組んでおり、今回のFamでは、名古屋エリア内にあるMICE関連施設やユニークベニューなどでリアル体験をしてもらい、「ここでどんなMICEが開催できるか」を参加者に感じ取ってもらう狙いがある。


Famの主なポイントとしては、①移動そのものが演出となる東海道新幹線とあおなみ線での貸切車両移動、②観光施設や商店街などを会場に利用する"使えるMICE施設"の発見、③名古屋らしい体験・交流・食による"記憶に残る"プログラム体験、④地域事業者とのネットワーク形成につながる交流会、などとなっていた。


ちなみに、愛知・名古屋MICE推進協議会は、平成25年6月にグローバルMICE強化として「名古屋市 愛知県」が観光庁から選定されたことを契機に、愛知県、名古屋市、(公財)名古屋観光コンベンションビューロー(NCVB)をはじめ、同地域のMICEに関わるステークホルダーとともに平成27年4月に設置されている。なお、同協議会の事務局はNCVBが担当している。


今月号ではFamでの訪問順にMICEコンテンツを紹介することにしたい。


東海道新幹線貸切車両

東海道新幹線の貸切車両に乗車して東京駅から名古屋駅をめざすところから今回のFamはスタートした。貸切車両内の座席ヘッドカバーは東海道新幹線がデザインされたオリジナルのものに統一され、車両前後の広告枠も名古屋をPRする特別仕様となっていた。


移動中の車中では、音響マイクを使用して、今回のFamの詳細をNCVB担当者が説明し、東海道新幹線貸切車両の概要をJR東海の担当者が車掌の格好で紹介した。移動中の時間を無駄なく利用し、さらに利用者の要望に応じた車内イメージを演出できるので、特にインセンティブ旅行を中心としたMICE利用の価値は高いと思われる。


あおなみ線貸切列車

名古屋と金城ふ頭を結ぶ名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)の列車一編成がまるごと貸切れる。金城ふ頭には展示会&会議場のポートメッセなごや、リニア・鉄道館、レゴランドなどMICEで利用できる施設がある。


あおなみ線貸切列車を利用することで、大人数での移動をスムーズにするだけでなく、車内の中吊り広告を企業名やイベント名に統一することもでき、さらに車内放送を利用しての説明会やミニ講演なども可能である。さらに、列車先頭に取付るヘッドマークもオリジナルで作成できる。運行区間は名古屋駅~金城ふ頭駅間の直通運転で、乗車定員は最大で581人(座席数204席)となる。


リニア・鉄道館

歴代の新幹線、在来線を含め39両の実物車両が展示されている人気のミュージアム。日本最大級の精緻な鉄道ジオラマ、各種シミュレータ、新幹線や超電導リニアのしくみ、さらに鉄道の歴史などが理解できる興味深いコーナーがある。


貸切プランでは、閉館後のリニア・鉄道館をまるごと貸切り、館内イベント広場を利用した立食パーティーなどが行える。本物の車両を背景にしたパーティー会場は特別感があり、MICEでの利用価値は高い。


 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
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