
(公財)東京観光財団は、島しょ地域におけるMICE誘致促進を目的として、大島で2泊3日のファムトリップを実施した。本視察では、大島の観光資源、宿泊施設、会議施設、体験プログラムなどを視察し、MICE開催地としての大島の可能性と課題を総合的に検証した。
MICEジャパン コンサルティング事業部 コンサルタント
岩田 由美子
主 催 (公財)東京観光財団
日 程 2025年11月10日(月)~ 12日(水)
訪問地 東京都大島町(全島)
参加者 観光業界および会議・イベント企画の専門知識を持ち、地域振興や観光資源開発に関する豊富な経験を有する5名
大島は、東京都心から南へ約120kmに位置する東京都の島しょ地域最大の島。
東京・竹芝客船ターミナルから高速ジェット船で1時間45分だが、船旅の雰囲気を楽しみたいグループには、夜行の大型客船(約6時間)という選択肢もある。
さらに、調布飛行場からの航空便(約25分)、東京都江東区の東京ヘリポートから大島空港へのヘリコプター(約30分)は、企業研修などへ部分参加する役員利用にも適している。
このほか、伊豆半島・熱海市からも高速ジェット船(約45分)が運航されるなど、多彩なアクセス手段を持つ。なお、島内の観光施設や移動は観光バス1台(40名規模)のグループが最適だ。
島の中央には、現在も火山活動が続く標高758mの三原山がそびえる大島は、約97%が富士箱根伊豆国立公園に属し、豊かな自然景観と生態系が厳格に保護される。また、日本ジオパークにも認定される伊豆大島ジオパークを擁し、年間平均気温が約16度の"常春の島"としても知られている。
「ビッグ・アイランド」として親しまれるハワイ島は、現在もキラウエア火山が活動を続ける"火山の島"である。大島もまた「ビッグ・アイランド(大島)」の名を持ち、活火山を有する。このように多くの共通点があるハワイ島とは、1962年に姉妹島提携が締結され、以来、交流が続いている。