月刊「MICEJAPAN」

2023年12月号
経験・ノウハウ・ネットワークの 横軸展開で広がる可能性

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わが国を代表するPCOとして数々のコンベンションの誘致・企画・運営に携わる(株)コングレは、このコンベンションをコアビジネスとして、PEOとして新機軸の展示会・イベントの企画・運営、博覧会でのパビリオン運営、海外展示会のブースプロデュースのほか、高い語学力、コミュニケーション能力を持つ優秀なスタッフを提供する人材サービス、そしてまちづくり・MICE施設、文化施設・観光施設の運営と、さまざまな形でコミュニケーションを通じた未来が生まれる「場」づくりに取組んでいる。今号では、10月に開業したばかりの未来をつくる杉並サイエンスラボ「IMAGINUS」で、同社の施設運営について話を聞いた。

大阪・東京での直営施設のほか全国各地で指定管理者として運営を手掛けるなど、多様な施設の運営に取組まれていますね。この事業の取組み背景と併せてお聞かせください。
相川 現在、コングレスクエア日本橋と羽田、ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター等の直営MICE施設、指定管理者として名古屋国際会議場、名古屋市国際展示場、長良川国際会議場、出島メッセ長崎、沖縄コンベンションセンターなどの大型MICE施設を担当し、そのほか水族館や科学館など文化・観光施設を合わせ全国約90施設の運営に携わっています。

施設運営の事業展開は、コングレの原点でもある会議運営や創業時の1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」でのオペレーション等、当社の質の高い「本物のサービス」をご評価いただき、自治体や企業からお声掛けを頂戴したのがきっかけで、大阪の海遊館の運営に携わることができました。MICE施設は、2000年に岡山市からコンベンションセンター建設のご相談をいただき、岡山市、地元企業とともに(株)岡山コンベンションセンターの設立に参画。2001年に開業した岡山コンベンションセンターが、最初に運営に携わったMICE施設です。このほか展望台やギャラリーの運営は六本木ヒルズがスタートとなりました。

水族館運営はその後、名古屋港水族館や民間の水族館へと広がり、直近では今年、札幌に開業した「AOAO SAPPORO」へとつながっています。2003年に指定管理者制度が施行され、徐々に施設運営事業が拡大しました。科学館は、2001年に日本科学未来館の運営に携わり、その後、指定管理者として2010年の新潟県立自然科学館を皮切りに、横浜市、神戸市、千葉市、山梨県、板橋区の科学館を担当。そして今年、杉並区に直営の科学体験施設「IMAGINUS」が開業しました。

 


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