月刊「MICEJAPAN」

2024年3月号
島MICEの魅力を探る TCVBがMICE向けファムトリップを八丈島で実施

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東京都と ( 公財) 東京観光財団 ( TCVB)は2024 年1 月15 日 (月)~17 日 ( 水) の3日間にわたり「令和5 年度 島しょ地域におけるMICE ファムトリップ」を東京都八丈島で実施した。TCVB では、東京の島しょ地域におけるMICE の誘致を促進し、産業の活性化に寄与することを目的とした各種事業に取り組んでいる。今回のファムトリップはその一環としてMICE 関係者を招致して実施されたもの。

東京都心から南方287㎞の海上にある伊豆諸島最南端に位置する八丈島は、東山(別名:三原山・標高701m)と西山(別名:八丈富士・標高854m)のふたつの火山が接合したひょうたん型の島で、面積は山手線の内側とほぼ同じ(69.11キロ㎡)で、人口は約7,000人。羽田空港から飛行機で片道55分の距離にあり、首都圏から見て安価な旅費で行ける手軽なリゾート地としても親しまれている。

また、昨年4月に公開された人気アニメ「劇場版:名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)」の物語の舞台が八丈島だったことから、"巡礼"に訪れるコナン・ファンが最近多く見受けられるという。

今回のファムトリップでは、MICEで利用できる施設やホテルをはじめ、八丈島ならではのエクスカーションスポットを巡った。

多目的ホール「おじゃれ」
八丈町役場に接続する多目的ホール「おじゃれ」は、固定席と移動観覧席が設置されたホールで、平土間での講演会、物産展、ライブやパーティー等のイベントスペースとしての利用と、客席を展開してのコンサートや演劇等の劇場利用の両方に対応している。総客席数は462席(1階:可動席292席、車椅子席4席/ 2階:固定席158席、親子観覧席8席)で、舞台面積は272㎡となっている。また、1室あたり約10名の控室が3 部屋用意されている。

テーマは八丈の「海」と「光」で、八丈島が生まれたときの溶岩地形がダイナミックに残る海底と、複雑な地形が様々な生き物の棲家(=舞台)となり、ふりそそぐ光が多くの生命を育む考えが、このホールのイメージとなっている。また、多様な島の文化を育て、子どもたちの夢を膨らませる舞台ともなっている。

 


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