月刊「MICEJAPAN」

2024年1月号
MICE開催地としての沖縄の魅力を探る

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沖縄国際物流ハブの構築を目指して
国際食品商談会「11th 沖縄大交易会 2023」


日本最大級の"食"の国際商談会「11th 沖縄大交易会 2023」のリアル商談会が沖縄大交易会実行委員会の主催により、2023年11月16日(木)~ 17日(金)に沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開催された。(ハ イブリッド開催につき2023年8月1日(火) ~11月30日( 木) にわたりオンライン商談会も実施)リアル商談会の参加者数は、サプライヤー194社、バイヤー215社(うち海外57社、輸出商社50社、国内48社、フリーバイヤー60社)で、会期中の商談件数は2,252件(速
報値)となった。

沖縄県では、東アジアの中心という地理的優位性を活かし、国際物流ネットワーク(国際物流ハブ)の構築・拡大を推進しているが、「沖縄大交易会」は、そのネットワークを活用し、県産品をはじめとする日本全国の特産品の海外販路拡大を目指して開催されており、日本産農林水産物・食品の輸出促進に貢献する商談会となっている。また、東南アジアを中心に海外バイヤーも多数参加し、事前アポイント型の個別商談会形式となっていること等、他の見本市とは異なる魅力を持っている。

今後は、国際的な商談拠点としての沖縄の地位確立を目指し、沖縄大交易会のブランド化を図るとともに、21世紀の「万国津梁(交易を通しての世界の架け橋)」の実現に向け、アジアの交易拠点である"沖縄"を発信することで、「ALL JAPAN」そして「ALL ASIA」の交易会として一層の発展が期待されている。

沖縄大交易会実行委員会で運営面を担当する(公財)沖縄県産業振興公社産業振興部 海外・ビジネス支援課 展示商談推進室の古波蔵 純一 主査は、「20億人の巨大マーケットの中心に位置する沖縄から、全国の特産品をアジアマーケットへ輸出することを目的に、2013年から始まった沖縄大交易会は今年11回目を迎えます。通常の展示会とは違い、BtoBの商談会となっているため、一般の方はご来場いただけませんが、どのブースも成約に向けて、熱気にあふれています。海外バイヤーには事務局にて通訳者を手配しますので、語学に不安がある事業者も安心して参加いただけます」と語った。

 


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