月刊「MICEJAPAN」

2023年6月
MICEにも効くデジタルツール バーチャルツアーの種類

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バーチャルツアーによる課題解決
バーチャルツアーを手掛けるようになって約5年。当社にはこれまでに多くのお問い合わせやご相談がありました。まずは、これまでに導入をされた企業や施設ではどのような課題をお持ちだったのかご紹介します。こちらにあげたのはすべて導入後、成果につながったものばかりです。

MICE分野以外のものもあえて含めました。バーチャルツアー活用のヒントを見つけていただけるのではないでしょうか。
●シティホテル/営業担当(大阪)国内客には客室も接客も評判はいいが、海外から見るとブランド名ではかなわない。海外のVIPに利用してもらうためにまず施設の良さを知ってほしい。
●ハウスメーカー/営業(岡山)大手ほど知名度はないが、家づくりにはこだわりがある。すでにお住まいのお宅は内覧できない。
●ミニホテル/オーナー(京都)一般のホテルにはないキッチンやお風呂、洗濯機を備えていることがOTAでは伝わりにくい。
●寺社/広報(滋賀)山の上にあるので、年配の方に来てもらうのが難しい。行事の様子を知ってもらいたい。
●テーマパーク/マーケティング(東京)海外からのMICE誘致に必要。海外のライバルはすでに導入していて遅れをとっている。
●不動産/役員( 京都) 学生向け賃貸マンションを受験シーズン中に営業したい。
●老舗旅館/女将( 京都) 新型コロナが原因で、修学旅行の下見をしてもらえなくなった。旅行代理店に営業してもらうために導入したい。
●IT企業/代表(大阪)新卒採用で、会社見学をしてもらうためのオフィスツアーとして活用したい。同業他社と違うことをアピールしたい。
●コンサートホール/広報(滋賀)館内案内の手間を減らしたい。とにかく細かい問合せや確認が多くて、お客様に自分たちで調べてもらえればとても楽になるのでは。
●大学病院/教員(岡山)増改築の繰り返しが原因で、患者さんが迷子になる。案内ツールとして病院に導入することはできるか。
●メーカー/営業(岡山)展示会に来場できない顧客がいる。来年以降に備えて記録としても残したい。

並べてみるといくつかの傾向が見えてきませんか。バーチャルツアーで見てもらうことで「良さ」、「違い」を伝える。時間や距離の制約を解決できる案内ツールとしての使い方がもっとも多く、稼働率改善やお客様・スタッフの負担軽減につながるというのがバーチャルツアー導入におけるわかりやすい成果といえそうです。

 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
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