月刊「MICEJAPAN」

2023年5月
日本政府観光局(JNTO)MICEアンバサダーに 新たに3人の就任が決定!

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日本政府観光局(JNTO)は、国際会議の誘致活動や国際会議開催の意義の啓発・広報活動を担う「MICEアンバサダー」として、2月27日付で新たに3人を認定しました。国際会議の開催は、開催地への外国人参加者の来訪に加え、地元産業と学会を連携させることによる地域の活性化や経済発展に繋がります。MICEアンバサダーは「日本の顔」として、JNTOと連携した新たな国際会議の誘致や、JNTOが実施するさまざまな広報・プロモーション活動にご協力いただきます。

◆2022年度上期に新たに就任したMICEアンバサダー(敬称略)

坂本 大介

北海道大学大学院情報科学研究院 准教授
2017年に北海道大学大学院情報科学研究科(2019年より研究院)の准教授となり、2022年よりJapan ACM SIGCHI ChapterのVice chairも担当している。これまでに国内外の学術会議やシンポジウムにおいて最優秀論文賞、最優秀デモンストレーション賞を受賞するほか、神戸ビエンナーレ 2007 ロボットメディアアートコンペティション 最優秀賞、Laval Virtual 2010, Grand Prix du Jury、2012年度グッドデザイン賞など多数授賞している。国際舞台においては、当該研究分野の研究者が世界79ヵ国、5,147人参加した「ACM CHI 2021」を、新型コロナウイルスの感染拡大によりオンライン開催となったが、招致から運営まで中心的な役割を担い成功裏に終えた。2022年3月にはHuman-Robot Interaction(HRI)における最重要国際会議である「ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction 2022」のGeneral co-chairを務め、世界37ヵ国・802人の参加者を集めた会議を成功させた。

鈴木 直 
聖マリアンナ医科大学産婦人科学 主任教授
2011年より、聖マリアンナ医科大学の主任教授となり、現在日本産科婦人科学会臨床倫理管理委員会副委員長、日本婦人科腫瘍学会の常務理事、日本癌治療学会理事、厚生労働行政推進調査事業費による「小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業」の研究責任者を担当している。2000年前後までは国内外において、小児・AYA(思春期・若年成人)世代がん患者に対する妊孕性の問題について議論する公式の場がなかったことから、鈴木教授が中心となって2012年に日本がん・生殖医療学会を設立し、理事長として積極的にがんサバイバーシップ向上を志向した活動を進めている。2015年にはアジアにおけるがん・生殖医療領域の啓発を志向して、アジア妊孕性温存学会(ASFP)を設立し、理事長を務めた(2015-2020)。ASFP理事長として国際妊孕性温存学会(ISFP)の理事会に参画し、長期に亘る誘致活動の結果、アジア初のISFP 理事長(2023-2024)に選出され、第8回ISFP学術集会を会長として日本で初開催することが決まった。
※妊孕性:妊娠するために必要な力

山内 秀雄 
埼玉医科大学小児科 教授
2009年に埼玉医科大学小児科教授、2017年に同てんかんセンターセンター長に就任、日本小児神経学会の理事、日本てんかん学会理事、Infantile Seizure Society( ISS) Chairpersonを歴任している。ISSでは新生児・乳幼児てんかん関連領域における一流の国際的臨床医・研究者を招聘し国際シンポジウムを毎年国内外で開催している。また、直近で第64回日本小児神経学会学術集会の会長を務め、7ヵ国・8人の海外招待演者による講演・シンポジウムを含むInternational Sectionを全日3日間開催し、参加者総数約3,000人のうち海外から289名の参加者を得た。世界的な影響力を持つキーパーソンと良好な関係性を築いており、当該分野の国際的な発信力の向上と共に日本の学術的競争力を回復させ、てんかん学・小児神経学領域の国際学会の日本開催につながることが期待される。

 


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