月刊「MICEJAPAN」

2023年7月
ポートメッセなごや50周年記念イベント リアルイベントの交流価値を提案する 「ケータリングショーケース」

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ポートメッセなごやMICEコンソーシアム((株) コングレ、(公財) 名古屋観光コンベンションビューロー)が指定管理者を務めるポートメッセなごやは、5月24日( 水)14時~ 16時、コンベンションホールAで「ケータリングショーケース」を初開催した。

会場では14時の開場後、主催者を代表して開会の挨拶に立ったポートメッセなごやの愛屋 博司 館長は、コロナの5類移行に伴い規制も解除されパーティ再開の声を聞くようになる中で、増えてきた主催者からの飲食サービス提供会社についての問合せの声に応えて企画したと「ケータリングショーケース」の開催経緯を述べ、「コンベンションホールはパーティも可能なホールです。ロビーや屋外テラスも利用した新しいカタチのパーティ、4階のホールBはホール内から海を眺めながらパーティを開催いただける会場です。お料理とともに、実際に使用する会場のイメージも膨らませて頂きたいと思います」とアピール。さらに「ポートメッセなごやは、今年11月に50周年を迎える記念の年に当たり、50周年記念イベントでもあるこのショーケースのほか、今年度は50周年記念の年として、いくつか企画等も検討しています」と報告した。

ケータリング会社、ホテル、キッチンカーや飲食・弁当手配など飲食提供企業11社が出展、会場利用者、展示会・学会・イベント等の主催者・運営会社、旅行代理店・関係者、プレスなど50社・103人が来場した。レセプション会場にしつらえたコンベンションホールAには、出展企業によるPRブース、試食提案ブースが設置され、PRタイムも設けられたほか、ロビーや屋外テラスを活用したパーティ提案もなされた。イベントのリアル開催が戻った今、主催イベントの価値創造パートナーとしての飲食サービスを求め会場を回る来場者と来場者のニーズに応えるさまざまな提案を行う出展者の姿が印象的だった。「海外からの来場者も多く、海を眺められるこの会場が素晴らしいので、このホールを利用してパーティを開催したいと思った」という来年開催予定の主催者や、「イベントの新しい試みのイメージに合う企業が見つかった」、「キッチンカーの設置可能な場所など、具体的な確認ができた」
などの声を寄せる主催者に呼応するように、「見積依頼を複数社からもらえ、非常によい商談の機会となった」、「大規模パーティを請け負うことができることを広く周知できる良い機会だった」、「サイトや広告だけではなかなか伝わらない、リアルなセッティングのなかで試食をいただける貴重な機会だった」、また「他社の出展ブースやプレゼンテーションにも、とても刺激を受けた」など、出展者の声からもビジネスを今後につなげる絶好の機会であったことがうかがえた。

 


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