月刊「MICEJAPAN」

2023年3月
第4回 横浜グローバルMICEフォーラム

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パシフィコ横浜は、横浜市との共催で、2022年12月13日(火)、ノースを会場として「第4回 横浜グローバルMICEフォーラム~ビジネスイベンツの未来に向けた対話~」を開催した。

入国制限の緩和をうけ、国際会議を含めた本格的なビジネスイベンツの再開が期待されるなか、改めてフェイス・トゥ・フェイスの集まりの意味を問い、ビジネスイベンツが社会・地域に果たしうる役割とMICE業界の将来の展望について議論しようと「未来への対話」を副題に掲げた今回のフォーラム。

コロナ禍を経て、ビジネスイベンツに関わるステークホルダーたちの意識はどう変わったのか、サステナビリティ、ビジネスイベンツがもたらす地域へのさまざまなインパクト、レガシーなど、アフター・コロナのビジネスイベンツに不可欠な要素となったトピックについて、主催者、サプライヤー、地域の関係者など、すべてのMICEパートナーとともにフェイス・トゥ・フェイスで掘り下げる機会となった。

オープニング
オープニングでは、主催の( 株) 横浜国際平和会議場の林 琢己 代表取締役社長が「MICEを取り巻く状況は新型コロナウイルス対応や環境負荷への配慮などさまざまな課題に直面している。その中で、大きな経済・社会波及効果をもたらすMICEをさらに発展させる必要があり、フォーラムでは課題に向き合って議論を深めたい」と会場を鼓舞。

続いて共催の横浜市から文化観光局の神部 浩 局長が登壇し、「国際的な人の往来が回復の兆しを見せる中、横浜で現地に集う国際会議も増えてきた。MICE開催都市・横浜では、現地参加を高めるために参加者の交流促進、回遊性向上等の取組みを重点化している」とあいさつ。2 万人超を収容する大型音
楽ホール「Kアリーナ横浜」やヒルトン横浜をはじめ新たなホテルの相次ぐ開業、また横浜美術館の再開館など、来訪者に対してより魅力ある都市への進化、さらに企業・研究開発拠点の誘致などイノベーションを創出する都市としての成長に触れ、ビジネスイベンツ開催地としての横浜の競争力強化をアピールした。

イントロダクション : セッション1
セッション1 では、セッション2 でディスカッションされた3 つのテーマに関連して、国内外のキーパーソンを講師に迎え、最新のトピックスや取組みが紹介された。

はじめに東北大学の北村教授が登壇。2021年5月、パシフィコ横浜で日本初開催されるはずだった人と情報システムの相互作用に関する国際会議「CHI 2021」のゼネラルチェアを務めた北村
教授は、日本政府観光局のMICEアンバサダーとしても活躍中だ。ちなみに「CHI 2021」はオンラインでの開催となったが、2025年に横浜での開催をめざしているとのこと。

 


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