月刊「MICEJAPAN」

2023年1月
未来に向けて回復基調が続く ミーティングルームバロメーター2022(IACC)

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2022年11月に発表されたIACCの最新版Meeting Room of the Future Barometer(MRoTF)2022によると、会議・イベント業界の回復は前向きな軌道を続けており、会場ではイベントのボリュームレベルの継続的な成長が報告されているとのことです。回答者の3分の2は2019年の半分以上の回復を、3分の1は2019年の出来高の80%への回復を上回ったと報告しています。

調査によると、レジデンシャル型会議場は非レジデンシャル型会議場よりも回復が早く、特に欧州ではレジデンシャル型会議場の約4分の1がすでに流行前のボリュームレベルを超えているのに対し、米州では9%にとどまっています。

心強いことに、2022年4月の前回のMRoTF調査以降、会議室・ミーティングルームへの投資計画の割合は65%から70%に増加し、公共スペースがその次に優先順位が高くなっています。

過去6ヵ月間のハイブリッド会議について尋ねたところ、最も顕著な変化が遠隔地の講演者に対応するために、急遽ハイブリッド要素がイベントに追加されたことでした。これはヨーロッパ(48%)よりも南北アメリカ(73%)でより一般的でした。同様に、参加者の移動の問題から、直前になってハイブリッドを追加する必要が生じたことも、北米の会場(60%)ではヨーロッパの会場(31%)のほぼ2倍の頻度で報告されています。

サステナビリティの重要性は引き続き高まっていますが、地域格差はまだ明確です。このレポートによると、ヨーロッパのイベントプランナーにとって、ESGポリシーは南北アメリカよりもはるかに優先度が高いようです。ヨーロッパの会場では、社会的責任の証明に関する要請を受ける可能性が約3倍、環境ポリシーに関する要請を受ける可能性が約2倍となっています。

 


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