月刊「MICEJAPAN」

2022年9月
インタビュー: 愛知国際会議展示場㈱ 代表取締役社長 モルガン・ショドゥレール 氏

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Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)は、中部圏の大規模展示場として初のCASBEE Sランクと国内展示場として初のZEB Ready*相当の設計により建設されました。また樹木対応型壁面緑化システム「バーティカルフォレスト®」を採用したエントランスの大庇など、環境デザインを視覚化するなど、環境に配慮した施設です。

愛知国際会議展示場㈱(AICEC)としても、開業当初より太陽光パネルの活用や環境に優しい清掃に取組んでいます。環境保護はもとよりSDGs達成のための取組を社内の最重要課題の一つと捉え、現在、12項目をターゲットに掲げ、業務の中でゴール達成に向けた具体的な取組を記した計画を設定し、定期的な取組評価を実施しており、今後は認証制度の取得も視野に入れています。

これらの取組のうち、SDGs17の目標の17番「パートナーシップで目標を達成しよう」については、Aichi Sky Expo活性化推進機構**を中心に、地域の経済・労働団体、大学、交通関係事業者、宿泊関係団体、商工農関係団体、観光関係団体、関係行政機関等にご参画いただき、「Welcome Support」をはじめAichi Sky Expoを活用した展示会産業の活性化に取組んでいます。その具体例は以下に示すとおりです。

1) Welcome Supportの提供
Welcome Support とは、Aichi SkyExpoをご利用になる催事主催者様、出展者様へ提供する特別な支援を目的としたプログラムです。Aichi Sky Expo利用促進補助金制度をはじめ、中部国際空港エリアの主要な関係者との連携による、プレ・ポストコンベンションの提案、ホテルの割引、近隣のレストランや交通網などの情報の案内、また地域各所でのイベントの広告等を掲載しています。

2)シャトルバス運行への補助金交付
イベント開催時に主催者が運行した主要駅から会場までのシャトルバスに係る費用に対して補助金を交付しています。

3) 主催者・関係者との連携
・ 第1回名古屋モーターサイクルショーでは、AICECとして実行委員会に参画し、イオンモール常滑の駐車場の一部を名古屋モーターサイクルショー来場者が専用駐車場として使用できるようイオンモール常滑と調整しました。
・愛 知道路コンセッション( 株) に対して4 月(土日祝日)の有料道路乗り放題プランの設定を働きかけました。
・ ROBOT TECHNOLOGY JAPAN2022では、常滑市と主催者の仲介役を担い、地域の小学生200名の社会見学実現の支援を行いました。
・地元の企業である( 株) NTセブンスとの協力で、Aichi Sky Expo利用者のためのプレ・ポストコンベンションプログラムを策定し、国際会議などの主催者へ積極的に紹介しています。
・ 空港島及び近隣の施設(ホテル、レストラン、ショッピングモール等)にて、イベントの告知を行っています。

 


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