月刊「MICEJAPAN」

2022年8月
2022年のMICE業界展望 ~アジアの4人の専門家が語る~

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3つのポイント

➜ 強力なアドボカシーとブランディング
イベント主催者は、ミーティングプランナーやカンファレンスマネージャーとしてだけでなく、
経済の発展・振興を実現・推進する者として自分たちを再ブランディングする必要があります。
➜ 価値あるコンテンツ
物理的なイベントには強力なコンテンツが必要であり、イベント体験に付加価値を与えること
で、高騰する旅費を正当化し、質の高い来場者や出展者を引きつける必要があります。
➜ デジタルアプローチ
データは王者であり、イベント主催者はより良いイベントを構築するために先導的な役割を果
たすために多くの機会を得るでしょう。

Margaret Ma Connolly CEO, Informa Markets - Asia

○現況
世界の国境管理対策やSOP(Standard OperatingProcedures)はさまざまですが、試験要件の撤廃や入国要件の簡素化が進んでいるのはポジティブなことです。私たちは、Informa All Secureと現地の要件を組み合わせてコンプライアンスを確保し、お客様を保護しています。

○課題
市場の再開は、全体として、課題よりもより多くの機会を多くもたらしています。課題としては、タイムラインの流動性やSOPの変更などで、リードタイムの短縮やサイクルアウト、特定の国のパビリオンがイベントに参加することが困難なことなどが挙げられます。

○展望
自治体や業界団体の働きかけは規制緩和だけでなく、B2B イベントが経済の回復と成長を直接的に支えることを理解し、業界のイノベーションと人材育成をサポートすることが重要です。こうした活動が、より早い回復への鍵となるでしょう。

○機会
まだ完全にオープンしていない市場は、国内のイベントに集中するか、海外からの来場が不可欠な場合は、他の国や市場でイベントを実施する必要があります。また、データから得られる顧客の洞察は、顧客との関係を再構築し、より良いサービスを提供するために活用されるべきです。

さらにデータから得られるカスタマーインサイトは、顧客と再びつながり、より良いサービスを提供するために活用されるべきです。また、デジタルとデータ主導のアプローチは、今後のB2Bイベントに不可欠な要素になると思います。

 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
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