大手総合ディスプレイ会社の㈱フジヤ。展示会業界ではフジヤを知らない主催者はまずないだろう。企画・運営からデザイン・施工・デジタルプロモーションまでをワンストップでこなせるフジヤはMICE業界においてもその優れた力を発揮できる会社である。
フジヤは1928年(昭和3年)の創業で今年94年目を迎える。そこには、創業から90年以上にわたり積み上げてきた「総合ディスプレイ業のフジヤ」としてのブランドがある。プロジェクトの全工程をトータルでマネジメントできる豊富な経験を持つ同社は、フジヤブランドへの信頼感に裏付けられた多くのリピートクライアントを獲得している。
その実績は業界トップクラスで、2019年度のデータで見ると、案件数では年間15,000件以上を扱っており、その国内外のクライアント(取引先)数は8,000社以上、売上高は191億となっている。
今回、フジヤ関西支社を訪ね、永田智之代表取締役社長と第3イベントコミュニケーション事業本部の小林良英執行役員本部長に話をお聞きした。