月刊「MICEJAPAN」

2021年9月
Aichi Sky Expo/開業2周年の成果とポスト・コロナの展望&戦略

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開業2周年の成果とポスト・コロナの展望&戦略

1. パンデミックにもかかわらず、開業以来、定評のある営業実績を残す
─ 厳しい環境下でも営業効果を発揮


Aichi Sky Expoは今年で開業2 周年を迎えました。昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、イベント業界は大きな影響を受けましたが、主催者、出展者、および来場者の皆様が安心してイベントを開催し継続できるよう、Aichi Sky Expoは尽力してまいりました。

昨年度は、(一社) 日本能率協会主催の「国際物流総合展 2021」( 12,549人来場)、RX Japan( 株) 主催の「名古屋ものづくりワールド 2020」(10,720人来場)といった国内の主要な大規模イベントを成功裏に収め、合計80件のイベント(内訳グラフ参照)を開催することができました。今年度も(一社) 日本食品機械工業会主催の「FOOMA JAPAN 2021」( 22,420人来場)をはじめ、多くのイベントを開催しております。

さらに、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、ソーシャルディスタンスを十分確保するため平常時より広い会場が必要となった資格試験主催者に対し、換気などの最新の機能を有した、広大なAichi Sky Expoの展示ホールのご利用を提案し、「第110回看護師国家試験」(4,750人来場)をはじめ、多くの試験主催者にご利用頂くなど、コロナ禍での新たな需要にも即座に対応いたしました。

また、今年度は初の自主開催イベント(常滑商工会議所共催)である、「JAPAN×FRANCE LIFESTYLE EXPO2021- HYBRID EDITION(- JFLE 2021)」 を2021年4月に開催いたしました。Aichi Sky Expoを運営する愛知国際会議展示場( 株)(以下「 AICEC」 という。)は、フランスに本社を置くGL eventsグループに属しています。その影響もあり、Aichi Sky Expo開業後の2020年1月、在日フランス商工会議所中部デスクが開設され、互いに密な連携を取ってまいりました。その成果の賜物と言うべき同イベントは、コロナ下のオンライン展示会プラットフォームと展示ホールを併用した、ハイブリット開催となりました。オンラインを中心としつつも、Aichi SkyExpoの特徴の一つである大規模な厨房施設を活用した調理実演を実施し来場者に試食提供するなど、リアル展示会の強みも再確認し、成功裏に収めることができました。

これら大規模イベントをコロナ下で開催することができたのは、施設内の感染症対策を徹底したことにあります。施設内感染リスクが生じる可能性がある部位の清掃強化、対面対策用のクリアパネル設置、出入口の消毒液設置、マスク等注意喚起の張り紙、三密回避のためのトイレ待機位置表示や座席隣接禁止表示、ソーシャルディスタンス確保表示を実施し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めています。

 


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