月刊「MICEJAPAN」

2021年4月
ユニークベニュー開発に向けた実証調査を 栃木県那珂川町で実施

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㈱JTBは、観光庁の「誘客多角化等のためのユニークベニュー開発に向けた実証調査」を2021年3月11日( 木) に栃木県那珂川町の飯塚邸などで実施した。

参加者は、旅行会社を含むMICE関係者とメディアを合わせた20人で、当日は宇都宮駅に集合し、大型バスで那珂川町をめざした。通常、宇都宮駅から目的地の那珂川町までは約90分ほどだが、実施日は道路渋滞もなく60分弱で到着した。

飯塚邸は、古民家を改装した国の有形文化財に指定されている宿泊施設で、プライベート空間を重視した設計により"町との一体型ホテル"として、少人数でのコンセプチュアルなイベントが行えるユニーベニューをめざす施設となっている。今回の実証調査では飯塚邸の他、パーティー会場としての転用も可能な那珂川町の「馬頭広重美術館」も見学した。

今回の飯塚邸と馬頭広重美術館を活用した那珂川町エリアでのユニークベニュー開発には、世界に勝てる観光地域づくりを目標に活動を展開する㈱大田原ツーリズム(藤井大介社長)が積極的に貢献している。大田原ツーリズムは、主にインバウンドを対象とする「農家民宿(農泊)」などで大きな実績を持っている。

 

田舎のライフスタイルに溶け込む宿泊施設「飯塚邸」
飯塚邸は、有形文化財をリノベーションした高品質な宿泊施設である。「本当の日本のライフスタイルを提供」というコンセプトにより、町内の飲食店や店舗などが一体となった、日本の田舎のライフスタイルに溶け込む新しい形の滞在型ホテルとなっている。宿泊以外の機能として住民とのふれあいを大切にすることで、食事や買い物など、町で暮らす人々とともに過ごす楽しさも提供している。

 


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