MCIは1987年にスイス・ジュネーブで創業し、現在は31ヵ国で60のオフィスを展開しています。国際的なネットワークを活かし、企業イベントや国際会議など年間5,500件を超えるプロジェクトを運営しています。

30年以上にわたってミーティング&イベント業界を牽引してきたMCIグループは、2021年1月19日、市場でのポジションをより強固なものとするためにブランドを刷新。デジタル化が加速したマーケットへの対応と、新たなお客様との接点を見出すために、コンサルティングやクリエイティブといった提供サービスの拡充を行い、従来のイベント兼会議運営会社という定義から、顧客の多岐にわたるニーズに事細かに応え、未来につながる解決策を提案するエンゲージメント＆マーケティング・エージェンシーへと発展的に生まれ変わりました。

テレワークやeコマースなどを代表とするデジタル化はあらゆる分野・業種に波及し、ミーティング＆イベント業界もその例に漏れません。オンラインイベントは今や、多くの主催者にとって取るべき最善の選択肢のひとつとなりました。それに合わせるように、オンラインイベントを企画・運営する事業者も倍増しました。新型コロナウイルス感染症はオンラインイベントの普及を加速させた大きな要因ですが、MCIでは約10年前からオンラインイベントの運営に取り組んできており、今回のリブランディングもデジタルが主流となるマーケットの未来を見越して、既に2019年の夏から着手してきました。

第4次産業革命ともいわれるデジタルを基軸とした技術革新は、多くの企業や学会団体に取り組むべき課題を増やしました。集客やマーケティング、リーチ拡大に最新のテクノロジーが求められ、企業であれば顧客、学会であれば会員の行動を理解するためにデータアナリティクスが不可欠となっています。

たとえば広告の分野ではパーソナライズが既に常識化し、顧客一人ひとりとの信頼関係を醸成するための最適な手段としてAIが用いられています。

イベントやミーティングの分野では、これまで参加するだけだったオーディエンスが、もはや受け身の姿勢に留まることなく、一人ひとりが影響力を持って発信するようになりました。だからこそ主催者やマーケターはますますソーシャルメディアでのエンゲージメントに大きな価値を置くのです。

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