月刊「MICEJAPAN」

2020年11月
2020年度 MICEアンバサダーの集い

記事一覧に戻る

n11_01l.jpg

日本政府観光局(JNTO)は、9月29日( 火)、The Okura Tokyoで32名のアンバサダーの参加のもと「2020年度MICEアンバサダーの集い」を開催した。

現在、我が国のMICEアンバサダーは、新たに加わった2019年度(下期)就任の4名と2020年度(上期)就任の2名をあわせ69名。「日本の顔」として、国内外にMICE開催国「日本」の広報活動や国際会議の誘致活動を展開している。2013年度より毎年開催されている「MICEアンバサダーの集い」は、アンバサダー同士の情報交換、国際会議誘致に係る経験・事例を共有する交流の場。コロナ禍での開催となった今回のアンバサダーの集いは、JCCBおよびJCMAが作成したMICE開催ガイドラ
インを活用し、会場の協力を得て新型コロナウイルス感染防止対策が講じられ、展示ブース見学を挟んで2部構成で開催された。

第一部の冒頭、清野 智 理事長は、国際会議の延期やバーチャルでの開催が相次ぐ中、「バーチャル開催は新たな参加者の獲得につながるメリットがある一方で、ライブではリアルな交流、その偶然性の中から、次への発展につながる新しい気付きが生まれる」と、「Face to Face」の交流が持つチカラに触れ、「JNTOとしてはアンバサダープログラムをさらに充実させ、政府目標『アジアNo.1の国際会議開催国として不動の地位を築く』の達成に向け邁進していきたい」と挨拶。

続いて行われた新任アンバサダーの挨拶では、人文科学分野で2人目、女性で4人目の就任(2019年度 下期)となった青山学院大学 国際政治経済学部 羽場久美子 教授が、「今後、哲学や文学、芸術分野からもアンバサダーにご就任をいただき、日本の高い文化、社会を世界に伝えていきたい」とコメント。これまで180回を超える国際会議での招待講演を行ってきた国立大学法人 広島大学の越智 光夫 学長(2020年度 上期)は、「『また行こう』と思う原動力は、主催者や開催地のおもてなしの心にある」とし、「現在、若手の国際ネットワーク構築を進め、国際会議を誘致するための支援を行っている。JNTOや広島観光コンベンションビューロー等とも連携し、より多くの国際会議を誘致し、心を込めてお招きしたい」と、広島大学での取組みを披露した。

 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
購読申込み
株式会社 MICEジャパン
TEL:03-3261-7817
FAX:03-3261-7818
Mail:contact@micejapan.jp
住所:〒101-0003
東京都千代田区一ツ橋2-6-10
プレイアデ神保町302
MPI JAPAN CHAPTER 一般社団法人 日本展示会協会

PAGE TOP