月刊「MICEJAPAN」

2020年12月
長崎国際観光コンベンション協会がめざす 「DMOとしてのコンシェルジュ機能」

記事一覧に戻る

d12_03l.jpg

長崎国際観光コンベンション協会 古 賀 典 明


① コンシェルジュ機能(問い合わせから、手配、決済までを1つの窓口で対応)

3カ年計画でワンストップ機能を構築予定。コンシェルジュとして、1つの窓口で対応するためのミニPCO案。現状、会場の確保はA社に、宿泊や旅行手配はB社に、コンベンション後のユニークベニューはC社に、と窓口が分散しており、手配が大変という主催者の不満もあり、それをワンストップで対応することで解決したい。

② 地元事業者のとりまとめ(オール長崎での誘致と受入)
MICEをチャンスととらえる地元事業者を増やしたい。MICEによる経済効果がイメージできれば、新しい客層の訪問=既存のビジネスへの追加となるため、MICEを新たなビジネスチャンスととらえていただける可能性が高い。そのために、我々としては成功体験や実例を1つ1つ積み重ねていき、それを具体例として示していくことで、MICEへの参画事業者を増やしていきたい。

③ 長崎らしさの提供(地元経済の振興)
観光資源や素材が多い長崎市だが、新たな客層であるMICE参加者への準備が必要となる。長崎での体験コンテンツは、従来型の修学旅行を想定したものが多く、MICE参加者向けのアレンジや、MICE参加者として想定される富裕層や、日本各地を知り尽くした方に対して喜ばれる上質な商品・サービスの提供が不可欠となる。MICE誘致を契機に、我々は長崎の観光素材の磨き上げと新規商品の開発を行い、長崎らしさという魅力を武器に、他の都市ではなく、長崎をMICE開催の場所に選んでいただき、誘致を進めていく。

 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
購読申込み
株式会社 MICEジャパン
TEL:03-3261-7817
FAX:03-3261-7818
Mail:contact@micejapan.jp
住所:〒101-0003
東京都千代田区一ツ橋2-6-10
プレイアデ神保町302
MPI JAPAN CHAPTER 一般社団法人 日本展示会協会

PAGE TOP