東京の中心地にあるトレードセンター「東京都立産業貿易センター・浜松町館」が2020年9月14日にオープンした。

これまでも旧浜松町館は、東京の産業を支える中小企業の事業発信拠点として、展示会をはじめ、各種会議やイベント、セミナー、試験会場などに利用されていた。今回、浜松町・竹芝地区の「都市再生ステップアップ・プロジェクト」の一環として建て替えられ、地上40階建て「東京ポートシティ竹芝」オフィスタワーの 2階～5階部分を使用する形のまったく新しい施設として新生浜松町館は誕生している。

浜松町館は、JR浜松町駅から徒歩5分、ゆりかもめ竹芝駅から徒歩2分という抜群のロケーションで、駅から繋がる歩行者デッキで直接アプローチできる。羽田空港からも約25分という好立地で、国際的なMICEイベントでの利用にも利便性がある。

展示場は、天井高5mの広々とした無柱空間と木質床が醸し出す落ち着いた雰囲気がある。2～5階にそれぞれ1室づつ計4室あり、1室約1,530㎡のスペースを有している。床荷重は1t/㎡で、可動間仕切りにより半室利用も可能となっている。展示会をはじめ各種イベント、セミナー、就職フェア、試験会場、ファミリーセール、美術展覧会など幅広い用途に対応できる。展示場には、主催者事務局として利用できる控室（約23㎡/室）と簡易厨房タイプの給湯室（約12㎡/室）が各2室づつ（計8室）用意されている。また、展示室バックヤードには搬入に利用できる荷物用エレベーターが4基（積載5tが3台、積載3tが1台）が用意されており、1階の荷捌き場から直接搬入できる。

会議室は、4階部分にスクール形式で150名（257㎡）、100名（182㎡）、35名（83㎡）の大・中小の3室があり、各室とも可動間仕切りによる半室利用も可能である。

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