月刊「MICEJAPAN」

2020年8月
多様なMICEニーズに対応する出島メッセ長崎

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長崎の歴史を活かし、交流を生み育むまち「長崎」の新交流拠点 「世界とつなぐ新しいDEJIMAの創生」

「鎖国」により世界との交流を絶っていた江戸時代、唯一の幕府公認の貿易の窓口であった出島を擁する長崎市。世界と日本、日本と世界を結ぶ国際貿易港湾都市として発展を遂げたまちには「和・華・蘭(日本の「和」、中国の「華」、オランダの「蘭」)文化」が根付く。

また、端島炭坑(軍艦島)や旧グラバー住宅などの資産から構成される「明治日本の産業革命遺産」、大浦天主堂や外海の出津集落、大野集落などの資産から構成される「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の2つの世界遺産があるまちとしても知られる。

2021年11月、国際貿易拠点として世界と日本をつなぎ、新たな文化やイノベーションを日本にもたらしたオープンマインドな都市「長崎」に、次代を切り拓く交流拠点「出島メッセ長崎」が開業・船出する。「出島メッセ長崎」の整備は、「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げられた特定戦略である" 交流の産業化による長崎創生"をキーワードに、行政と民間が力を結集させ、これからの時代にふさわしい新しい交流の形をつくる長崎市の取り組みである。

JR長崎駅(3月新駅舎開業)と屋根付ペデストリアンデッキでつながる駅直結(2022年に九州新幹線西九州ルート開業予定)、さらに空港リムジンバスターミナルが近接する絶好の立地に、コンベンションホール、イベント・展示ホール、会議室(24室)及び駐車場(乗用車300台収容)を機能的に配する「出島メッセ長崎」。

この 「出島メッセ長崎」 を管理・運営する指定管理者 (株)ながさきMICE(指定期間/2020年1月1日~2041年10月31日)には、日本を代表するPCOであり全国各地でMICE施設の管理・運営を手掛ける (株) コングレが名を連ね、同社の国内外でのネットワークや培われたノウハウを活かした施設の管理・運営はもとより、TEAM長崎としてMICE開催目的、主催者ニーズ、参加者の満足を満たすMICE開催地「長崎」の価値創造に果たす役割も注目される。加えて「出島メッセ長崎」では、ホテル「ヒルトン長崎」(200室)及び長崎放送 (株) 新社屋の整備も一体的に進められており、特にグローバルホテルとの連携にも期待が寄せられる。

 


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