(一社) 日本能率協会( JMA) は2020年7 月29 日 (水) ~31 日 (金) の3 日間、インテックス大阪において「第12回関西ホテル・レストラン・ショー」、「プラントショーOSAKA 2020」、「メンテナンス・レジリエンスOSAKA 2020」、「第12回生産システム見える化展」、「第3回自動化・省人化ロボット展」、「気象・気候対策ビジネスWEEK 2020(夏)大阪」、「第6回国際ドローン展」の7展を同時開催した。
国内の展示会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年3月から開催の中止や延期が続いており、今回の本格的な展示会開催は約5ヶ月ぶりとなる。
初日の29日に行われた合同オープニングセレモニーでJMAの中村正己会長は、「まずはこの厳しい状況の中でご出展ご協力いただきました出展者455社のご決断に感謝申し上げます」と述べた後、「日本経済の再生が大阪からスタートすることを嬉しく思います。そのために背中を押してくださいました、大阪府、大阪市、大阪観光局のご支援にお礼申し上げます。皆さんにご指導いただきましたガイドラインに沿ってしっかりした運営マニュアルを策定し、感染防止対策に対応致しました。どうか、見ていただき、感じていただき、確信していただき、そして、しっかりとビジネスに繋げていただければと思っています」と挨拶した。
続いて挨拶に立った(公社) 大阪観光局の溝畑宏理事長は、「コロナウイルスにより日本全体が今大変な状況である中、日本能率協会中村会長が昨年、関西・大阪でMICEを新しい高みにあげようと、インテックス大阪での開催を決定していただきました。このBtoB展示というのは、多くのビジネスと商談が生まれる。そしてそれは、観光・MICEにも非常に大きな役割を担っております。2020年7月29日が日本のMICEの始動第一弾です。それは、非常に大きな意義があります。我々がまず今回コロナウイルス渦で第1号の大規模な展示をまず始めることによって、日本全国の展示会・国際会議開催を悩んでいる皆様に、大きなエールを送りたいと思います。皆様と一緒に知恵を出し合ったこのガイドラインで、今後、感染症対策をしながらしっかりと展示会・国際会議を行う、そういうミッションを皆さんと一緒に果たしたいと思います。日本は必ず復活します。今日この日が、新しいMICEの歴史の一歩になればと思っております。10年、20年たった時に、あの日、この時、みんなで集まったことが、歴史の扉を開いたと、新しいMICEの歴史を作ったんだと確信できる日になると、私は心願しております」と力強く語った。