月刊「MICEJAPAN」

2020年4月
「リゾート×IT」をコンセプトにした ResorTech Okinawa

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ResorTech Okinawaブランドを 世界に発信

国内外のITソリューション提供事業者と観光を主軸とした各種事業者が出展する「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市」(以下、リゾテック)が2020年2月5日 (水) ~6日 (木) の2日間、沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターを会場にResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市実行委員会の主催で開催された。

リゾテックは、「リゾート×IT」をコンセプトに、国内外のIT関連企業が一堂に集う新機軸の展示会で、観光を中心とした各種産業の課題解決につながるサービスの提供を行うもの。このような切り口で開催することで、観光産業と情報通信関連産業の活力を成長エンジンとし、全産業の発展と豊かな地
域社会の実現をめざす目的がある。これは、観光・農業・水産業・小売・飲食・製造・医療など産業全体と、地域に暮らす人々の生活を豊かにするために活用可能な幅広いテクノロジーのショーケース展示会でもある。

また、リゾテックと連動して、IT企業とスタートアップ企業にイノベーション創造機会と実証フィールドを提供。沖縄発のイノベーションと新ビジネスの創出促進にも貢献している。さらに、リゾートアイランド沖縄で開催することで、沖縄の"SmartHubとしての魅力"や"ResorTech Okinawa(リゾテ
ック・オキナワ)"というブランドを世界に発信するという目的も持っている。今回のリゾテックはプレ開催の形を取ったが、国内外から136社・団体が出展し、会期中の来場者は約8,800人に達した。出展者は、沖縄県内77社・団体、県外34社・団体、海外25社・団体となった。

初日のオープニングセレモニーでリゾテックの稲垣純一実行委員長((公社)沖縄県情報産業協会)は、「リゾテックは、リゾートとテクノロジーを掛け合わせたコンセプトを表現しており、観光リゾートと地域の振興を共に図ることを目的にしています。社会をより便利に安全安心に、生活をより楽しく、人の暮らしをさらに豊かにするための各種ソリューションの展示と商談ビジネス、そして人的交流を行います。このイベントがこのような形で県内外の事業者を支援し、経済社会のさらなる発展もたらすものであると自負しています。今回はプレ開催ではありますが、国内外合わせて130社を超える皆様にお集まり頂くことができました。多くの方々の賛同をいただき、改めて皆様の本見本市への期待を実感しています。初年度は展示棟での各エリアのブース出展のほか、会議棟ではスタートアップ企業やインダストリンク登録企業による実証実験の成果発表会なども展開します。これらにより、より多くの方々とのネットワークを築いていただけるものと確信しております」と開催意義を表明した挨拶を行った。

 


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