月刊「MICEJAPAN」

2020年3月
京都大学観光MBA ウィーン観光局インターンシップ体験記

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京都大学経営管理大学院に昨年から設置された「観光経営科学コース」(通称:観光MBA)では、MICEグローバル・インターンシップの機会を設けています。MBA学生が海外の先進的MICEデスティネーションで実務経験を積み、MICE産業の魅力に触れる機会を設けること、その気づきを日本のMICE産業界に持ち帰り共有することで、日本のMICE国際競争力強化に貢献することを主な目的としています。

MICE Japan 2019年5月号では松本萌さんのパレ・デ・コングレ国際会議場でのインターン体験についてご紹介しましたが、今月号では、ウィーン観光局でインターンに参加した遠藤由理子さんと北邨昌子さんの体験談をご紹介します。

大手旅行会社のインバウンド事業部門で富裕層ビジネスの初代責任者を務めた遠藤さんはマーケット・マネジメントチーム、同じく大手旅行会社で10年来コンベンション事業に携わっている北邨昌子さんはウィーン・コンベンションビューローに配属されて、それぞれ実務経験を積みながら大学院の修了研究を進めました。

ウィーン観光局の概要
ウィーンはオーストリア共和国の首都であり、13世紀から650年続いたハプスブルグ家支配により、ヨーロッパの政治・文化の中心地として栄えました。オペラやクラシック音楽が盛んで音楽の都として知られており、東欧の玄関口でもあることから、多くの国際観光客が訪れています。

こうした環境の中、ウィーン観光局(Vienna Tourist Board)はウィーン市の公式DMOとして1955年に設立されました。多くの国際本部が置かれていることにあわせて、豊富な観光資源や交通の便に恵まれていることを強みにMICE誘致にも力を入れており、ICCA統計でも、パリに次ぐ世界第2位の国際会議開催都市として不動の地位を築いています。

 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
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