月刊「MICEJAPAN」

2020年2月
APEVが「国際学生EVデザインコンテスト2019」を開催

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最優秀賞グランプリはHAL東京の"動くEV学校"が獲得

ゼロエミッションEVの可能性を活用した未来のモビリティ社会を提案
一般社団法人電気自動車普及協会(APEV / 横川浩会長)は、次世代を担う若者の育成を主目的とする「国際学生EVデザインコンテスト2019」を開催した。

このEVデザインコンテストは、2013年から東京モーターショーの開催に合わせて実施しているもので、今回がその第4回目となる。2017年からは対象をそれまでの"超小型モビリティ"に限定せず"EV全般"とし、デザインの持つ創造力・企画力を遺憾無く発揮することで、モビリティ社会の将来のあり方や環境への新しい取り組みを世界に向けて学生たちが発信するコンテストになっている。

企画の狙いとしては、①EVの持つ可能性を通じて、次世代を担う学生を育成する、②単なるクルマ(EV)のデザインだけではなく、社会・街・地域の人々・文化等との関わりも含めた環境デザインを提案するで、応募対象は、18歳以上の学生で、学校の種類は問わず、1校で複数チームの応募も可能である。また、所属する学校の教員がコンテスト参加を承認し、参加者を指導できることが条件となっている。

今回の2019年コンテストの課題は、「ゼロエミッションEVの可能性を最大限に活用した未来のモビリティとその社会のかかわりのデザイン提案(地上を走る事を基本とする)」とした。審査の過程としては、1次審査で20チーム前後を選び、その後の2 次審査で8 チーム程度のファイナリストに絞る。ファイナリストは、表彰式までに、提案したEVのデジタルデータを元に「ユーザー」「インフラ」「 パッケージング」「 新しい技術を使って何をするのか」を説明するB1サイズのポスターを作成し、最終審査のプレゼンテーションに臨むことになる。

EVデザインコンテスト実行委員会は、委員長が山下敏男氏(APEV理事、INTERROBANG DESIGN㈱代表、首都大学東京客員教授)、副委員長が有馬仁志氏(APEV理事、有馬マネジメントデザイン㈱代表取締役社長、横浜スマートコミュニティ代表)で、事務局として一般社団法人電気自動車普及協会(APEV)が全般の運営を担当した。

 


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