月刊「MICEJAPAN」

2020年1月
フィリピンMICE FAMレポート

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フィリピン政府観光省(TPBフィリピン)は、10月、マニラで開催された「MICE CONnect 2019」に併せて、初となるMICE FAMを実施した。

7,641以上の島々からなるフィリピン。国際都市として成長する首都マニラを擁するルソン島、世界のベストビーチにも選ばれる世界屈指のリゾート地のボラカイ島、「世界で一番美しい島」に選ばれた(2015年)パラワン島、「フィリピン最古の都」で日本からの直行便も就航するフィリピンを代表するリゾートであるセブ島、チョコレート・ヒルで知られる手付かずの大自然とスリル満点のアクティビティが豊富なボホール島、フィリピンで最も安全な街、WHOが"世界で2番目に綺麗な飲料水"に選定したダバオを擁するミンダナオ島と、バラエティ豊かな楽しみ方ができる。大自然、スペイン、アメリカ、アジア文化の融合に育まれた歴史、6つの世界遺産、さらに礼儀正しく明るくポジティブなフィリピンの人たちに象徴される"もっと楽しいフィリピン"でのMICE開催がもたらす価値、その一端に触れる機会となったFAMをレポートする。

日本6空港から直行便 
快適なアクセス環境

日本からフィリピンへは、札幌、羽田、成田、名古屋、大阪、福岡からマニラへ、成田、名古屋、大阪からセブへ、また成田、大阪からクラークへの直行便が就航。フィリピン航空、全日空、日本航空、デルタ航空、セブパンパシフィック航空、ジェットスター等、多様な航空会社が参入する。今回は、羽田からフィリピン航空でマニラへ。飛行時間は、約4時間。また国内都市へは、マニラから1時間~ 2時間(空路)。多様な拠点都市から出発ができることを含めた移動にかかる負担の軽さ、マニラ+1の選択肢とその容易さがうれしいフィリピン。ちなみに時差は、1時間だ。

MICE CONnect 2019に見る  
フィリピンのおもてなしと価値

フィリピンMICE Conference(MICECON)は、フィリピンでのMICE専門家が集うフィリピン最大のMICEイベント。 教育プログラムとしてスタートしたMICECONは、フィリピンのMICE業界のプレーヤーに対し、講義、ワークショップ、体験学習を通じてグローバルMICEおよび旅行/観光等、業界トップレベルの知識を継続的に提供。2回目の開催時には、フィリピンにおけるMICE開催の拡大を目的に、国内プレイヤー(バイヤー)がグローバルなネットワークを構築しビジネスチャンスを得るためのプラットフォームを提供しようと、MICEバイヤーズ・インビテーショナルプログラムとテーブルトップの商談会が開始された。教育的側面とビジネス的側面の2つの柱を持つMICECONでは、偶数年には教育的な会議(会議後の評価とホスト先向けの集中ワークショップ/セミナー)を、奇数年にはMICE商談会と体験ツアーの2本のプログラムからなるMICEバイヤーインビテーショナルプログラムを実施している。

2019年のMICECONには、日本/韓国、ヨーロッパ/ロシア、アメリカ、シンガポール、中国、香港/台湾、マレーシア、インド、オーストラリア、インドネシアから約70名のバイヤーが招待された。

 


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