月刊「MICEJAPAN」

2019年12月号
柴又でユニークベニュー ショーケースイベント開催

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(公財) 東京観光財団が主催(東京都補助事業)となり、下町情緒溢れる葛飾区柴又で「TOKYOユニークベニューショーケースイベント」を10月10日( 木) に開催しました。本イベントは今年度4回、都内ユニークベニューを舞台に開催予定で、第1回の刀剣博物館に続いて2回目の開催となります。イベント企画・運営を委託した ㈱JTBコミュニケーションデザインと連携し、ユニークベニューとしての柴又の魅力を体験頂く機会として、在京大使館関係者、外資系企業、MICE関連企業など約140名の方に参加頂きました。今後課題とすべきことはあったものの、参加者から「帝釈天題経寺のライトアップが素敵だった」、「各店舗の趣向を凝らした料理の盛り付けや対応が良かった」といった感想を頂くことができました。本稿では、題経寺及び参道商店街を一体的にユニークベニューとして活用するという、葛飾区柴又にとって初めての挑戦についてご紹介いたします。

 

本イベントは、"柴又らしさ"を重要視しながら、ユニークベニューとして洗練した演出を心掛けました。題経寺を色鮮やかにライトアップし、会場となった参道商店街の140m程の空間はイベントオリジナルの提灯と日よけ幕で飾り付け、日常とは異なるユニークベニュー仕様の装飾を施しました。

まずオープニングイントロダクションとして、題経寺境内での木遣り&はしご乗りのアクロバティックなパフォーマンスでイベントの幕が開きました。開会式典では、東京都知事、葛飾区長、題経寺住職、葛飾区観光協会会長、地元商店街の神明会会長、南アフリカ大使夫人にご登壇頂き鏡開きを行いました。

帝釈天題経寺で伝統行事として披露されるはしご乗り、帝釈天題経寺へ奉納しご祈祷頂いた御神酒での鏡開き。どちらも柴又らしさを活かしたコンテンツでオープニングを盛り上げました。式典後は、地元演者による纏のパフォーマンスを先頭に参加者を境内から参道商店街へと誘導。参道商店街では、柴又名物の草団子や一口サイズのミニうな丼、そばロール、カツサンド、佃煮のカナッペ、漬物・ワサビのソーセージなどを食べ歩きで楽しんで頂きました。これらは通常提供される料理ではなく、このイベントのために開発したり食べやすい形にアレンジしたりと、参道商店街の皆さんが創意工夫した特別メニューです。店頭での人情味溢れるやりとりも参加者の心をつかみました。イベント途中から雨が降り出しましたが、参道の皆様の協力により参加者を迅速に店舗内へ呼び込むなどうまく対応することができました。

ここまで説明させて頂いた通り、地元の方々の全面的なご協力により柴又らしさにこだわったイベントを開催することができました。その結果多くの参加者の皆様に、ユニークベニューとしての柴又の魅力を体感いただけたかと思います。

 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
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