新たなタイMICEを"IMFT 2019"で再定義

タイ王国の政府機関であるThailand Conventions & Exhibitions Bureau（TCEB） が主催するInternational Media Familiarisation Trip 2019（IMFT2019）が2019年8月28日（水）～ 9月1日（日）にかけて開催された。毎年開催されているIMFTには世界各国のMICE メディアが多数招待される。筆者もすでに6年以上連続参加しており、もはやメディアの中でも古株の立場となっている。今回のIMFT2019は9月29日に実施されたThailand MICE Forum 2019に時期を合わせ、バンコクとフアヒンを巡る形で行われた。IMFT2019の記事を連載する。今月号ではバンコク編として写真を中心にお伝えする。TCEBは、2004年以来、タイでのグローバルなMICEビジネスイベントを支援、促進する政府組織で、MICEをタイで実施する上での戦略的なリエゾンとして活動している。 あらゆる規模と種類のMICEイベントを実現するために、主催企業や組織と共同でイベントを成功させるための各種のソリューションを提供している。

今年のIMFT2019のメインテーマは"Redefine"で、MICE訪タイ者のビジネスエクスペリエンス（これまでになかった体験）を再定義することが主な内容になっていた。タイで新しく開発されたMICE施設やコミュニティレベルでの新しいアトラクションとアクティビティが紹介された。

TCEB のSenior Vice President のMrs. Nichpa Yoswee は、「TCEB は、タイをMICEのディスティネーションとしてさらに進化させるため、MICE旅行者のビジネス体験を再定義しています。新しい会場であるICON SIAMの魅力的なTRUE ICONSIAM HALLをはじめ、ミシュラン星を獲得した最新のレストラン"Bo.lan Restaurant"での料理体験、サムットソンクラムの"Baan Thaka"でのココナッツパーム砂糖の生産体験、フアヒン周辺のペッチャブリーのソルトスパ、フアヒンのハーブ製品など、地域コミュニティでの革新的な新たなアトラクションとアクティビティを体験してもらいます。TCEBは、タイにおける国際的なMICEビジネスの強化に貢献しています。以前は利用できなかった場所での経験を再定義します」とコメントした。

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