MICE開催による経済波及効果は約2,310億円
国内最大級の複合MICE施設「パシフィコ横浜」は、地域経済への貢献を測定するため、2017 年度に開催されたMICE による経済波及効果測定調査を実施。あわせて、パシフィコ横浜が存在することで、横浜市民にMICEへの参加機会を提供してきた"価値"を測定し、可視化する調査を実施した。
これによると、パシフィコ横浜で開催されるMICEによって生み出される経済波及効果は、全国で約2,310億円(2012年度調査より12%増)と推計された。さらに横浜市民に対する"MICE参加機会の提供"という価値も生み出しており、その価値は約42億円/年と推計された。MICE開催による主催者、参加者、出展者等の消費支出や関連の事業支出は、開催地を中心に大きな経済波及効果を生み出す。また、滞在期間が長く、会議開催、宿泊、飲食、観光等の経済・消費活動の裾野が広く、一般的な観光客
以上に経済効果を創出する。
パシフィコ横浜では、「2020 年春開業予定の新施設『パシフィコ横浜ノース』による経済効果のさらなる拡大を見据えつつ、地域経済を牽引する産業インフラとしての役割のみならず、社会インフラとしての役割を果たし、市民生活の向上にも貢献してまいります」とコメントしている。