MICE開催地・日本の魅力フォト動画コンテスト表彰式、
国際会議誘致・開催貢献賞授賞式など多彩な併催イベントを展開
(一社) 日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)と日本政府観光局( JNTO) は、2月28日( 木)、東京国際フォーラムで「第28回国際MICEエキスポ(IME2019)」を開催した。 昨年度より展示会形式から商談会形式に開催形態を変更した「IME」。会場では、全国のコンベンションビューローをはじめMICEサプライヤーが集結し、助成金、ユニークベニュープラン、プレ・ポストカンファレンスツアーをはじめ各地での会議やイベント開催についてワンストップでの商談、ネットワーキング交流会のほか、国際会議主催者向けのセミナーをはじめ多彩な併催プログラムが展開された。
第1回 MICE開催地日本の魅力フォト動画コンテスト
~New ideas start here~ 表彰式
MICEブランドキャンペーンの一環で、MICE開催地としての日本の魅力を発信することを目的とする「第1回MICE開催地・日本の魅力フォト動画コンテスト~New ideas start here~」。日本の強みである知のネットワーク、ユニークな文化、プロフェッショナルなおもてなしをテーマに写真と動画を募集。
応募総数1,277作品の中から、最優秀賞は大分県杵築市 奈多八幡宮を写した佐藤 珠華氏、知のネットワーク部門の優秀賞には羽田空港を写した藤井 愉三氏、ユニークな文化部門の優秀賞には京都上七軒を写したポール リチャードソン氏(THE J TEAM( 株))、プロフェッショナルなおもてなし部門の優秀賞には山形県天童温泉 滝の湯を写した井佐原 均氏、動画募問の優秀賞は、東京各地:築地、銀座、渋谷、原宿、ヒルトン東京他を写したteam travelinternational GmbH が受賞。
表彰式では冒頭、海外審査員のDidier Scaillet氏が「応募されたすべての作品が、厚い思い意欲に満ち溢れ、日本の文化や歴史遺産の独自性を捉えている一方、日本へのインセンティブ旅行に参加することで、日本文化と双方向的に深く触れあえることを示していることに、深い感銘を受けた」とメッセージを寄せ、各部門の入賞作品が壇上スクリーンに映し出された。続いて、各部門の優秀賞、および最優秀賞の表彰が執り行われた。
表彰の後、コンテスト主催者を代表しJNTOの川﨑部長は「日本の強みを視覚的にどのように表現できるのか?本コンテストは、この課題にチャレンジした企画であった。魅力的な作品が多く、中でも最優秀賞作品はNew ideas start hereのコンセプトを見事に表現された美しくインパクトのある作品だった」と評し、「豊かなイベントを開催できると表現された良い作品に出会えたことに感謝している」と、MICEブランド発信、MICE振興に向けた確信とさらなる意欲を見せた。また審査員を代表した安珠
審査委員長は、「日本への愛にあふれ、MICE開催地としての日本の魅力を掘り下げた作品が応募されていた」とし、最優秀賞受賞者の佐藤氏が初めてのフォトコンテストへの応募で射止めた栄誉であること、また「鳥居、朝日、海の神々しい構図の中に、鳥居と太陽の間に鳥がいることが満場一致に導いた」と紹介したほか、「MICE開催地としてのさまざま魅力の中に、人の営みがもたらす温かみを感じられる作品」とする全体講評に続いて、コンテストの継続開催への期待が語られた。