創立40周年を迎えたサクラインターナショナル(株)は、昨年12月、2008年のアニュアルミーティングから10年を経たディセニアルミーティングを開催した。
同社の全社員218人のほか、グローバルパートナー30社・60人超、さらに100人を超える国内協力会社・メディアを集めて開催された「サクラインターナショナルディセニアルミーティング」。
初日は、八芳園で海外パートナーを迎えてのネットワーキングディナー。メインイベントは、2日目。東京国際フォーラムで開催したミーティングで、午前中は全国各地から参加した社員が一堂に会し、妙代 金幸 代表取締役より、今後10年間の展望やビジョンが発表され、社員一人一人が描く10年後のサクラインターナショナルが討議・発表された。
午後のプログラムには、海外パートナーや国内協力会社・メディアも参加。Global MICE Producerとしての成長ゴールをAMC(Association Management Company)、HMC(Hall Management Company)、CMC(Company Management Company)などへの業務拡大による xMCと掲げるビジョンの発表と各部署から決意表明がなされ、続いてパネルディスカッション、和のおもてなしをテーマに日本文化の体験演出による交流・懇親会が催された。
パネルディスカッションのトピックスは2つ。まず、国内協力会社を交えて「ここが変だよ! 日本の施工現場」をテーマに、日本のイベント現場の特異点にフォーカス。日本独自の事情や背景、解決策などが語られた。次に台湾・高雄展覧館Chairman& CEO のMichael Tu氏、ICCAアジア太平洋ディレクターNoor Ahmad Hamid氏、サクラインターナショナル(株)USAの代表であるトラバース・スチュワート氏をパネリストに招き、サクラインターナショナル(株)のジャスティンオーガスト取締役がモデレーターを務め「グローバルトレンド」をテーマに10年後を見据えた討議を行った。ここでは2つ目のパネルディスカッションをレポートする。