月刊「MICEJAPAN」

2018年4月号
アジア最大級の食品・飲料総合見本市 シアル・チャイナ2018

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欧州連合(EU)を名誉招待地域として迎え5月に開催

近年急成長を遂げているアジア最大級の食品・飲料総合見本市「シアル・チャイナ(SIAL CHINA)」は、前回の2017年展では101,134人の業界関係者が来場し、3,200社の出展者が参加している。総展示面積は149,500㎡で、中国国外から67ヵ国の出展があり、政府公式視察団・経営層が来場者の83%を占める最新の食品とトレンドをテーマとしたB2B展示会となっている。このたび、2018年5月に開催される「シアル・チャイナ2018」のプレスカンファレンスが都内で行われ、主催者のプレゼンテーションを含め中国内での食品トレンド最新情報の解説が行われた。

主催は、フランスに本部を置く大手展示会主催会社のコメクスポジウム社で、シアル・パリ、トロントとモントリオールで交互開催するシアル・カナダ、シアル・チャイナ、シアル・ミドルイースト、シアル・インターフード、そして来年スタートするフード・インディア・バイ・シアルからなる「シアル・ネットワーク」のひとつがシアル・チャイナである。

次回のシアル・チャイナ2018は、肉・乳製品・ワイン・飲料の各主要エリアを拡大し、コールドチェーンロジスティクスに特化したホールの設置のほか、様々なイベントにアクセスしやすい会場環境を整え、テーマごとのスペシャルエリアも設ける予定となっている。アジアと国際市場間の商取引・文化・技術革新のさらなる促進をめざして開催されるシアル・チャイナ2018は、これまでの来場者数・出展者数の記録を塗り替えると予想されてる。


さらに、シアル・チャイナ2018での国際的な協力及びイノベーションをさらに強化するために、マッチメイキングシステムやBABプラットフォーム(貿易・マーケティングのコンサルタント会社によるサービス)を含めたイービジネスサービス(e-business services)も提供する予定で、これらのプラ
ットフォームでは参加者が興味を持ったビジネスの担当者と、相互につながることができる。これはビジネスミーティングのセッティングとスケジュール管理が可能なサービスで、すべての出展者と事前登録済みの来場者に向けて提供される。前回のシアル・チャイナでは、このマッチメイキングシステム
を利用して1,780に及ぶビジネスミーティングが行われている。人工知能(AI)技術を利用したBABプラットフォームは、ビジネスを他のビジネスや代理店、業界団体と結び、シアル・チャイナを「毎年開催、期間3日の見本市」という域を超え、「365日アクセス可能で包括的なグローバルビジネスのプラットフォーム」へと進化させている。

アジア最大級のB2B国際展示会のシアル・チャイナは、日本企業も中国進出の足掛かりとして注目しており、企業単独出展に加えジェトロによる日本パビリオンも設置される。

 


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