月刊「MICEJAPAN」

2018年1月号
KOREA MICE 多様なニーズに対応し進化するデスティネーション

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韓国ならではのユニークなコンテンツとおもてなし

東京、大阪、名古屋、福岡など、日本各地から直行便が就航するお隣の国「韓国」。全国規模での移動が可能で飛行時間も短く、時差もない。さらに2018年2月9日に開幕する「平昌冬季オリンピック」を控え、2018年1月18日には仁川国際空港の第2旅客ターミナルがグランドオープン。これにより、年間7,200万人の旅客取り扱いが可能になる。

新たに供用が開始される第2ターミナルには、スカイチームに加盟する大韓航空、デルタ航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空の4社が移転。出入国の待機スペースの拡張や自動搭乗券発行等の無人自動化サービス、ボディスキャナ、案内ロボットや航空機発着案内システム等の導入など利便性と快適性を高めるほか、滑走路と空港を眺望できる展望などを備える。仁川空港公社では3段階目となる今回の拡張に続き、年間1億人の取り扱いを可能とする4段階目の拡張も検討されているという。

歴史・文化・自然を融合しながら開発を進め発展を遂げる韓国は、何度訪れても新たな発見、新たな体験が訪問者を温かく歓迎してくれる。優れたコストパフォーマンスで、参加者の心に響く感動と組織の躍動を実現する韓国は、日本企業・団体には最も近い海外ビジネスイベント開催地である。

韓国観光公社では2017年12月、東京で、「2017 KOREAMICE商談会及びセミナー」を開催。日韓の絆をベースにビジネスイベント開催地としての韓国の今、そして未来を伝え、韓国へのMICE団体旅行(特にインセンティブツアー)の一層の誘致拡大をめざした同イベントには150人超の関係者が参集。ここでは商談会参加セラーの一部を紹介する。

■地域の特徴
大韓民国の首都・ソウルは、歴史と現代的な文化が共存する人口1,000万のグローバル都市。ソウルを訪問するMICE 参加者は、ソウルならではのユニークベニューを活用したり、スペシャルなプログラムを体験いただけます。また世界を牽引するスマートシティ・ソウルは、便利で安全な公共交通システムと世界で最も高速なネット環境、最先端のICT 技術を擁し、世界的なコンベンション都市としてのすべての要素を備えます。

■主なMICE 施設
①コエックス(コエックス・コンベンション・エキジビション・センター)/1979年の設立以来、経験とノウハウを積むソウル最大のメインコンベンションセンター。ビジネス中心地・江南の中心に位置し、4つのメイン展示ホールと54の分割可能な会議室を有し、年間200以上の展示会、2,000の企業イベントを誘致する。3つの5星ホテルとアジア最大のショッピングモール、高層ビルや都心空港ターミナルからなるコンプレックスは、快適なビジネス環境を提供。

② 東大門デザインプラザ(DDP) / 2014年に開館したソウルのアイコンとして急成長。韓国デザイン産業の中心地である東大門地域に立地するDDPでは、ソウルファッションウィークを含む韓国の主要デザイン関連イベントが開催されます。著名な建築家とザハ・ハディッド設計のDDPは世界指折のユニークな建築物で、多様なイベントに対応するアートホール、韓国のデザインとグローバルトレンドを提示するミュージアムにはホールを備えるほか、デザインラボ、デザインマーケット東大門歴史文化公園から構成されます。24時間眠らない東大門市場と隣接しています。

③ドラゴンシティ/ライフスタイルホテルフレックスのドラゴンシティは、汝矣島と梨泰院に近いビジネス中心区龍山区に位置します。ソウル都心3つの地下鉄路線(1・4・6号線)と高速鉄道ITX、KTXとつながる龍山駅が最寄で交通至便。グランドメルキュール、ノボテルスイート、ノボテル、イビススタイルのホテルが全1,700室を用意。また多様なバーやレストラン、19の会議室や各840人収容可能な2つのコンベンションスペースとLEDメディアウォール(16m×6m)、世界初の2つのタワーにかかる最上階でのエンターテイメントと、これまでにないMICEイベントを開催いただけます。

 


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