月刊「MICEJAPAN」

2017年3月号
レポート:沖縄MICEプロジェクト2016

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独自の自然・文化をベースに ハード・ソフト面で 多様なコンテンツが集結! 沖縄MICEの魅力体験と 事業者との商談会

沖縄県が本島東海岸に整備を進める 大型MICE施設の2020年供用開始に向 け誘致活動が加速する中で、その活動 の主軸となる(一財)沖縄観光コンベン ションビューロー(OCVB)は、2016年 8月~11月にかけて「沖縄MICEプロジェクト2016」を実施した。

今回で9回目を迎える「沖縄MICE プロジェクト」は、沖縄の魅力ある MICEおよび経験豊富な県内セラーを紹介するバイヤー招聘事業だ。国内外のMICE案件を持つ担当者に、MICE デスティネーションとしての沖縄の魅 力を紹介するとともに県内のMICE関 連事業者との商談を展開してきた「沖 縄MICEプロジェクト」では、これまで 韓国、シンガポール、台湾、上海など多様な市場から約60人のMICEバイヤーを招聘。今回のプロジェクト実施にあたり、OCVBでは昨年度のアンケー ト結果を基に、 ①各市場のニーズに応じたプログラム ②県内施設やプログラムなどの実体験時間の確保 ③県内事業者側の希望する市場との確 実な商談の実現に取組み、さらに大きな成果をめざし た。  

国内市場においては、県外旅行会社 から市場別に具体的なMICE案件を持 つMICE担当者、MICE商品のプラン ニング担当者36人を迎え、商談会、意見交換会および県内視察ツアーを実施。 県内MICE施設インスペクションでは、 シェラトン沖縄サンマリーナリゾート (2016年6月リブランドオープン)、セ ントレジェンダ沖縄(2015年10月オー プン)、ヒルトン沖縄北谷リゾート、ユインチホテル南城、百名伽藍など本島中南部のホテル施設のほか、泡盛作りを五感で楽しめる神村酒造の泡盛蔵見学、那覇空港から車で約15分に誕生した瀬長島ウミカジテラス(2015年8月オ ープン)、沖縄のお土産として定評のあ る乾燥梅のスッパイマンの上間菓子店工場見学(2013年2月オープン)、那覇市にある中国式庭園の福州園等の観光施設を視察。またガンガラーの谷では、数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた、手つかずの自然が残る亜熱帯の森でチームビルディングとパーティの体験プログラムを提供。  

商談会は、沖縄コンベンションセンターを中核としたリゾートエリアにあり、宿泊のみならずMICE施設としても活躍するカルチャーリゾートフェストーネで、経験豊富な県内事業者38団体が参加して行われた。

 


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