月刊「MICEJAPAN」

2016年4月号
2万人超収容の大型MICE施設を整備 独自の魅力を磨き、沖縄MICE新展開へ

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~沖縄が提案するリゾートMICE~

昨年5月、大型MICE施設の整備地を与那原町、西原町にまたがる中城湾港マリンタウン地区に決定した沖縄県では、今年1月、施設の機能や規模(多目的ホール、展示場、中小会議室、立体駐車場から構成)を発表。今後の沖縄MICEの振興・発展には、新たに整備される大型MICE施設と既存のMICE施設との連携や、沖縄県と市町村やMICE関連事業者はもとより、観光業界や経済界など、産官学民が一体となった取り組みが必要である。そこで沖縄県文化観光スポーツ部は、1月29日(金)、沖縄県立博物館・美術館で「2016沖縄MICEシンポジウム」を開催。大型MICE施設の2020年度開業に向けて、沖縄県の検討状況の報告、沖縄県のMICE振興のあり方についての講演とパネルディスカッションを通じて、MICE振興に係る関係者や県民の理解と認識の共有を図った。

前田光幸沖縄県文化観光スポーツ部部長による「大型MICE施設の機能と規模について」と題した行政報告に始まった「2016沖縄MICEシンポジウム」は、琉球大学観光産業科学部の下地芳郎教授を講師に招いての基調講演「大型MICE施設を核としたMICE振興のあり方~沖縄観光に『ビジネスリゾート』の新機軸を~」、続いて行われたパネルディスカッションでは(一社)沖縄県経営者協会の安里昌利会長、沖縄県経済同友会の渕辺美紀副代表幹事、(一財)沖縄観光コンベンションビューローの平良朝敬会長、東海岸地域サンライズ推進協議会の古堅國雄会長(与那原町長)、前田観光スポーツ部長がパネリストとして登壇。下地教授がモデレーターを務めたパネルディスカッションでは、「大型MICE施設と東海岸地域の振興について」、「沖縄におけるMICE振興のあり方」の2つのテーマについて活発な討論が展開された。

 


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