月刊「MICEJAPAN」

2026年3月号
GDS-Index参加をきっかけに進化する高松のMICE

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GDS-Index参加をきっかけに進化する高松のMICE
― レセプション・エクスカーションから考えるサステナビリティの次のステップ ―

第4回
「レセプション」「エクスカーション」を軸に次のステップへ


現在、高松市で特に力を入れて取り組んでいるのが、「レセプション」 「エクスカーション」を軸に、サステナブルなMICEをステップアップさせることです。そこで、今回は、今年度の観光庁事業「MICE開催として魅力向上事業」で採択され実施した、新たなコンテンツ開発とサステナブルな取り組みをご紹介させていただきます。


事例の一つ目は、瀬戸内海に浮かぶ島でのレセプションです。国際会議の参加者の協力を頂きながら、高松港から船で約20分沖に浮かぶ女木島のフェリーターミナルでのレセプションを実施しました。


今まで実施したことが無い取り組みでしたが試行錯誤しながら準備を進め、無事に終了できました。事後のアンケート調査ではサステナビリティへの配慮に関する設問で、『プラスチックコップ』 と船の見送りで利用した『紙テープ』 に指摘を頂きました。


プラスチックコップについては、参加者100名のお代わりを含めた対応は予算の関係で難しいと判断。心の中では、指摘されると思いながらもプラスチックコップ(飲みきり)の対応をとりました。紙テープについては船内や食事会場で「海に溶けて自然に帰るテープ」であることを説明しましたが、残念ながら十分に伝わらなかった結果となりました。


サステナビリティの取り組みを可視化する!

こうした試行錯誤の過程そのものが、都市としての受入体制を成熟させていく重要な学びであると考えました。


その学びを、次のレセプションに確実につなげていくため、実証事業での反省を踏まえて、今後の受入は準備や運営、片付けに至るまでサステナビリティに配慮した取り組みを可視化し取り入れることにしました。


可視化した一覧表の「事前準備チェック項目」は、右図の通りです。


「レセプション」 や 「エクスカーション」は、会議開催地としての考え方や姿勢が最も表れやすい場面の一つです。


そのため高松市では、サステナビリティへの配慮を「当日の工夫」ではなく、事前準備の段階から整理することを重視することにしました。そこで作成したのが、「レセプション」実施前に確認すべき事項を整理した「事前準備チェック項目」です。


「レセプション」には、多くの地域事業者の方々に関わっていただきますので、誰でもわかりやすい文言や説明になることを重視しました。


当日運営や事後の振り返りについても、チェック項目を一覧化しており、同様に、PDCAサイクルを重ねていく考えです。


高松市は、2023年度にGDS-Indexにはじめて参加し、次年度には4年目を迎えます。これまでにも、地域資源を活かした体験型MICEの実績を積み重ねてきたことから、GDS-Index加盟を弾みに、サステナブルなMICE推進都市としての魅力を磨き上げ、より多くの会議を誘致・開催したいと考えています。


 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
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