我が国における代表的なMICE業界団体である「 JCMA( 日本コンベンション協会)」は、2025年2月26日( 水) ~3月1日( 土) の日程で、台湾への訪問団を派遣した。
今回のツアーの目的は、①JCMA会員企業から参加者を募ってツアーを行い、台湾MICEの状況を参加者が学ぶことによって日本のMICE産業の発展につなげること、② JCMAが交流覚書( MOU) を締結している「台湾貿易センター(TAITRA:Taiwan External T r a d e D e v e l o p m e n t C o u n c i l)」及び 「台湾展示会コンベンション協会 (TECA:Taiwan Exhibition and Convention Association)」とのネットワーキング、③ダイバーシティ推進委員会が主催するセミナー及びディスカッションの実施である。
ツアーには、JCMAの会員企業からの参加者など総勢34名が参加し、とても有意義なものとなった。このツアーの事務局を努めたパシフィコ横浜の関谷より、ツアーの状況と内容を次の通り報告する。
2月26日
一行は2月26日( 水) 朝に羽田を出発し、台北に向かった。到着後、まず台北南港展覧館【Taipei Nangang Exhibition Center(TaiNEX)】を訪問。台湾貿易センター(TAITRA:Taiwan External
Trade Development Council)のMacy CHEN 氏よりTaiNEX の説明を受け、
その後会場視察を実施した。
Ⅰ 台北南港展覧館訪問
南港展覧館は2008年に開業後、2019年に拡張し、合計約75,000㎡の展示ホールと会議室38 室を有する。台湾貿易センター( TAITRA) が運営を行っている。