月刊「MICEJAPAN」

2025年6月号
国家プロジェクト「GREEN×EXPO 2027」が 神奈川県横浜市で開催されます

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GREEN×EXPO 2027(正式名称:2027年国際園芸博覧会)とは
GREEN×EXPO 2027(グリーンエクスポニーゼロニーナナ)は、2027年3月19日から9月26日にかけて神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設で開催するA1(最上位)クラスの国際園芸博覧会です。A1クラスの国際園芸博覧会は、AIPH(国際園芸家協会)の承認に加え、BIE(博覧会国際事務局)の認定を受けて開催される国際的な博覧会で、国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造等を目的として世界各国で開催されてきました。

日本でのA1クラスの国際園芸博覧会の開催は、アジアで初めて開催された1990年の「国際花と緑の博覧会(大阪花の万博)」以来37年ぶりであり、一都三県で開催される初めての万博となります。大阪花の万博では、約半年間の会期で2,300万人以上の参加者数を記録するとともに、これを契機にいわゆるガーデニングブームが起き、花壇苗の出荷量が増加するなど産業振興に大きな効果をもたらしました。

GREEN×EXPO 2027では、約半年の会期における有料来場者数を1,000万人と見込んでおり、期間中はさまざまな催事や展示が行われます。SDGs達成年の3年前に開催されるGREEN×EXPO 2027のテーマは「幸せを創る明日の風景」です。花き園芸の振興はもちろんのこと、「気候変動」や「生
物多様性の損失」といった「プラネタリー・バウンダリー」に直面する私たちが、自然や植物への理解を踏まえ、「環境と共生する未来のグリーン社会」のあり方をともに考え、世界に向けて発信する場となることをめざしています。

最新の会場計画
GREEN×EXPO 2027は、横浜市・上瀬谷に残された首都圏でも稀有な約100haもの広大な土地で開催されます。

会場では、1000万株の圧倒的な花と緑が咲き広がり、会期初旬には約40種600本の桜が咲き誇ります。花と緑によるさまざまな展示や体験を通じて、会場全体が地球環境の明日を考える場となります。また、企業が出展する「Urban GX」「Craft」「Farm&Food」「Kids」「SATOYAMA(サトヤマ)」の5つの「Village(ビレッジ)」を新たなグリーン社会のショーケースとして、これからの持続可能な社会を表現します。

開催2年前にあたる2025年3月19日に行われた記者発表会では、最新の会場計画が発表され、「テーマ館」「園芸文化展示」「政府出展」が紹介されました。

 


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