月刊「MICEJAPAN」

2025年6月号
【開催報告】 立命館大学ビジネススクール(RBS) 観光マネジメント専攻開学1周年記念シンポジウム

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はじめに
2025年4月18日(金)の午後、立命館大学大阪いばらきキャンパスにて、立命館大学ビジネススクール(RBS)観光マネジメント専攻開学1周年記念シンポジウムを開催しました。RBSでは2026年5月にAPacCHRIEという観光・ホスピタリティ領域の研究者が400名ほど集まる国際会議を開催するのですが、これを共同主催する香港理工大学ホテル観光経営学部のKaye Chon学部長が来日されることになったため、急遽、観光マネジメント専攻開学1周年記念シンポジウムとしてのイベントの実施を決めたものです。

大学では、こうした運営上の決定事項を教授会で審議します。2025年3月の教授会で承認されたあと1ヶ月足らずの突貫工事で準備を進めたにもかかわらず、結果的に対面100人・オンライン70名以上の参加者をお迎えする盛況となりました。

韓国・日本での前夜祭
なかでも韓国からは、これからRBSがMICEのDXに関する国際共同研究を進める翰林大学・慶熙大学・世宗大学の研究者・大学院生など27名にお越しいただきました。今年1月に翰林大学のHwabong Lee教授をゲスト講義にお招きしたことがきっかけで、立命館大学・国立京都国際会館・大阪万博をめぐる3泊4日の大阪・関西ツアーを企画したところ、口コミでどんどん参加者が増えたとのことでした。

多数の大学院生がおられたことから、宿泊費用を抑えるため、今回は「OICセミナーハウス」という学内の宿泊施設にご宿泊いただきました。教員は個室、大学院生はドミトリーで、大学間の交流も進んだようです。大阪観光局から人数分のお土産を提供していただいたので、チェックイン時に好きな色を選んでいただきました。竹を原料としたサステナブルな素材でできたマグカップで、大阪出身のデザイナーによる製品だそうです。

シンポジウム前夜は、大学構内のガーデンテラスライオンというビアレストランで前夜祭を開きました。日本ではお酒を飲まない学生も増えてきていますが、韓国の皆さんは、まあ全員が飲むわ飲むわ、中にはビールに焼酎を入れて飲んでいる名誉教授もおられました。2次会は教員と大学院生が分かれて、遅くまでMICE研究談義が続きました。

私たちと似ていてすこし違う国、韓国。かなりMICEの研究も進んでいるので、これから国際共同研究をご一緒するのが楽しみです。

 


▼ 続きは本誌でご覧ください。
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