日本を代表する産業の集積や、多数の大学等研究機関を擁する立地を活かした全国的・国際的なコンベンション等MICEの誘致を推進し、国内外の交流を促進し、都市の活性化や地域イメージの向上を推進する名古屋市では、竣工後約35年が経過した名古屋国際会議場の大規模改修事業に取組んでおり、先ごろ事業者が選定された。
名古屋市では、この事業を通じ市のMICE基幹施設である「名古屋国際会議場」を社会ニーズの変化にも継続的かつ柔軟に対応ができる世界水準の国際会議場へと昇華させるとともに、政府系国際会議を始めとした大規模会議の誘致を積極的に進めることで、大規模催事の開催を促進し、人の集積、学術・スポーツ・文化交流の拡大、ビジネス・イノベーションの機会創造に繋げるとともに、地域経済の活性化、都市ブランドの向上、国際交流の推進、産業・学術・文化の向上に資する施設をめざす考え。
なお同事業に伴い、名古屋国際会議場は2025年2月1日~ 2027年3月31日の期間閉館となる。
事業は事業①:名古屋国際会議場1号館等改修事業と事業②:名古屋国際会議場2〜 4号館等改修事業で構成。落札者は事業①:大成建設 (株)中部支店 (代表企業)、(株) 日建設計 名古屋オフィス、太啓建設 (株)、中部土木 (株)/以下 大成建設グループ、事業②:清水建設( 株)名古屋支店(代表企業)、(株) 青島設計/以下 清水建設グループ。