宇都宮でのMICE開催の魅力を発信する(一社)宇都宮観光コンベンション協会(藤井 昌一 会長)は、催事主催者・旅行会社・PCOなどのMICE関係者を招致し、1月31 日 (水)~2 月1 日 (木)と2月8日( 木) ~2月9日( 金) の2回に分け、1泊2日の「宇都宮市MICEキーパーソン視察ツアー」を実施した。
2,000人規模の会議が開催できる宇都宮駅直結のコンベンション施設「ライトキューブ宇都宮」が2022年11月に開業したことで、宇都宮エリアにおけるMICE開催環境は大きく進展している。今回の視察ツアーでは、「ライトキューブ宇都宮」と2023年8月に開業した次世代型路面電車「ライトライン」車両基地の見学をはじめ、各種ユニークベニューを訪問。宇都宮のMICE施設に加え、宇都宮餃子や宇都宮カクテルなどの食と文化にもふれる視察会となった。
新幹線停車駅の宇都宮までは、東京から最短48分、仙台から最短65分である。栃木県のほぼ中央部に位置し、人口は514,328人(令和5年3月1日現在)。宇都宮市は令和元年に「SDGs未来都市」に選定され、2030年頃のめざす街の姿として、夢や希望が叶う街「スーパースマートシティ」を掲げている。
市内には、ライトキューブ宇都宮の他、栃木県総合文化センター、宇都宮市文化会館、展示会場のマロニエプラザ、スポーツ施設のカンセキスタジアムなどMICEで利用できる各種施設が揃っている。宿泊施設は、合計5,000室以上があり、8,000人以上の宿泊に対応している。また、MICE開催支援補助金として、国内コンベンションで最大300万円、国際コンベンションで最大500万円が設定されている。