国内最大級の宝飾産業 B2B 展示会「ジャパンジュエリーフェア2021( JJ F2021)」が2021年11月24日( 水) ~26日( 金) の3日間、山梨県甲府市のアイメッセ山梨で開催された。主催は、インフォーママーケッツ ジャパン㈱と( 一社) 日本ジュエリー協会で、今回は山梨県水晶宝飾協同組合も共催した。また、開催にあたっては山梨県と甲府市も協力している。その他、JJAジュエリーデザインアワード、ジュエリーコーディネーター接客コンテスト最終審査・表彰式、JJF業界セミナーJJF2021と同時開催された。なお、バイヤーを中心とした会期中の来場者数は5,916人となった。さらに、新型コロナの影響で来場できなかった中国人バイヤー向けに24日と25日の2日間、WeChatを利用したライブストリーミング配信を行った。これは、インフォーマ マーケッツが所有するバイヤーデータベースを使用し、コロナ禍でも中国本土のバイヤーへアプローチする機会を提供したもので、今回が初開催となり合計で31,000人以上が視聴した。
JJF2021は、コロナ感染拡大の影響を受け2 度の開催延期を余儀なくされたが、今回のアイメッセ山梨での開催では目標を大きく上回る来場者を獲得している。主催のインフォーマ マーケッツは、「コロナにより閉塞感が続く中、業界関係者が産地に一堂に会し、久しぶりに笑顔でビジネスを語る機会を提供できたことを何よりもうれしく思っている。ジャパンジュエリーフェアはこれからも"業界による業界のためのB2B イベント"として邁進していきたいと思う」とコメントしている。
また、今回の開催にあたっては会場までのアクセスの利便性を向上するため、無料遠距離シャトルバスを運行させており、これも多くの来場者を得た要因のひとつだといえる。甲府駅~アイメッセ山梨の無料循環バスに加え、主要都市(東京、新宿、横浜、名古屋、新大阪)~アイメッセ山梨間を往復する無料遠距離シャトルバスを用意、数多くの来場者が利用していた。ちなみに、東京駅と横浜駅からであれば、約1時間半で会場のアイメッセ山梨に到着でき、鉄道利用よりもアクセス時間を大幅に短縮することが可能となる。