大阪市が設立した国際見本市会場「インテックス大阪」の管理運営ならびに企業の国際ビジネス活動支援、大阪市内への内外からの企業誘致といった活動を通じて、大阪・関西における経済の振興・発展を使命とする(一財)大阪国際経済振興センターは、8月8日( 水)、インテックス大阪で「平成30年度
インテックス大阪 安全大会」を開催した。
三好 正秋 事業課長による開会宣言に始まった同大会。主催者を代表して永井 哲郎 理事長は「西日本最大級の展示会場であるインテックス大阪は、開場以来34年を経過。昨年は、215件のイベントが開催され330万人のご来場者を迎えました。安心・安全な施設として、ご利用者・ご来場者の皆様に喜んでいただける運営を第一に努めています」とし、「2019年6月には日本初のG20サミット『G20大阪サミット』が開催されます。我々は、今こそ安全衛生に対する問題意識を共有することが
重要です。そこでインテックス大阪を舞台に従事する全ての皆さんに、安心して作業をいただける環境構築に向け、昨年に引き続き『インテックス大阪 安全大会』を開催いたします。ここにお集りの皆さんが、事故を起こさない決意を持っていただければ幸いです」と開会あいさつを述べた。
続いて田口 勤 事業部係長が、インテックス大阪の安全管理体制について紹介。「多様な催事を開催いただくインテックス大阪では短期間のイベントも増えています。このような中、安全管理体制を整備するとともに、日常における予知・予防を重点に施設管理にあたっています」と前置き、インテックス大阪での作業工事を以下の3つに分類。
a) 施設管理・修繕工事
b) 展示館イベント工事
c) 大阪市工事・テナント改修工事
特に展示館イベント工事の安全管理について、
① インテックス大阪で開催される各種イベントについて安全衛生管理は、全て主催者の責任である。
② インテックス大阪の規則を理解し、法令順守の上、安全作業に徹すること。
③ イベント主催者が安全なイベント開催を行う責任者であることを理解し、関係各位への指導の徹底、が呼びかけられた。