2010年 全国展示場連絡協議会総会

   
       
 

全国展示場連絡協議会 2010年度 総会開催さる
<E&C2010年9月号より抜粋>

 
 


実務責任者・担当者会議での討議を踏まえ講演会や調査を行う実務研究会を始動!

2010年度 全国展示場連絡協議会 総会が、48施設・47団体、77人の会員参加のもと、2009年度会長施設である夢メッセみやぎにおいて、7月7日(水)~8日(木)の日程で開催された。

冒頭、「わが国の産業振興・企業育成を推進する役割を担う展示会産業は、経済状況が厳しければ厳しいほど、わが国の産業・経済の再生に向けて、その重要性が増している」と挨拶に立った伊東会長は、経済界の動きと連動した東北の公設展示場の連携に向けた取り組みや、夢メッセみやぎとポートメッセなごや、吹上ホールとのパートナーシップに触れ、「会員施設の情報交換をより一層密にし、共通認識を持ってこの難局を乗り越えたい」と続けた。

総会では、4つの決議事項(第1号議案:2009年度事業報告および収支決算報告、第2号議案:2010年度事業計画案および収支予算、第3号議案:新年度の予算の一部執行について、第4号議案:新役員の選出について)が諮られ、いずれも慎重審議の後、全会一致で承認された。また1.第15回実務担当者会議「分科会」の討議内容について、2.会員の退会:施設名称 神戸ポートターミナルホール/運営団体名 ㈱神戸フェリーセンターについて、3.実務責任者会議の検討結果について、以上3つの事項が報告された。

なお2010年度の事業については、理事会、総会の開催のほか、実務研究会(講演会など)の開催、第16回実務担当者会議の開催、会員施設の情報提供事業(会員施設の情報提供/「MICE Japan」の編集・監修)、各種調査研究の実施(会員の要望に基づく調査・研究/分科会・研究会の実施)、会員名簿の更新(年数回を予定)、その他、ブロック再編の検討など、協議会運営に必要なことが承認されている。特に実務研究会の開催等は、今年2月に、全国展示場連絡協議会の今後のあり方を検討するために開催された実務責任者会議、および昨年11月に開催された実務担当者会議における検討結果を踏まえた新たな取り組みとなる。

また新役員については、別表の通り。新たに承認された新役員を代表し挨拶に立った村上新会長は、「我々を取り巻く環境は、国内においては展示会の縮小や中止、来場者の減少、さらには指定管理者制度や公益法人制度改正等に直面している。海外では中国、シンガポール、韓国をはじめとする近隣アジア諸国が、国を挙げて展示会産業の振興・育成に注力しており、またISOに準拠すると出展者の10%以上、来場者の5%以上が海外からの参加者でないと国際展示会とは認められない」とし、「ドイツでは州が出資し展示会場を整備・運営しているが、そのほとんどが経営的には赤字。しかし巨大な経済波及効果をもたらす装置として、また地域振興の中核施設として、さらには内外への情報発信拠点としての機能を考えると、施設単体の赤字は問題ではないと判断されている」と、展示会場が地域経済・産業に果たすべき役割や機能について述べた。

総会に引き続き、夢メッセみやぎで「エコプロダクツ東北」を開催するNPO法人 環境会議所東北の山岡講子理事を講師に迎え、「地方における展示会の開催と地方間の連携」をテーマとする講演会が開催された。ここでは、NPO法人 環境会議所東北の活動とエコプロダクツ東北開催の経緯や課題、また西日本総合展示場で開催される「エコテクノ」、滋賀県立長浜ドームで開催される「びわ湖環境ビジネスメッセ」、アクセスサッポロで開催される「北海道未来づくり環境展」等、日本各地で開催される環境ビズネスにフォーカスした展示会主催者によるネットワークREEN(RESEARCH OF ECOLOGY EXHIBITION ORGANIZER NETWORK)の活動が紹介され、全国から集まった参加者にREENへの理解と積極的な参画を訴えた。

講演会終了後は、会場を松島に移しての情報交換会、翌日は視察会が行われた。